そこへいくと、今年9月場所の幕内平均体重は164.5キロ。125キロの藤ノ川は、それより約40キロも軽いのだ。
「旭国は持病の膵臓炎に加え、頚椎にバクダンを抱えていた。増位山も晩年は右肘のケガに悩まされた。藤ノ川も十両時代に左肘を負傷。9月場所も右肘にサポーターを巻いていた。体格に見合わず力強い相撲が持ち味だが、ケガだけが心配です」(ある親方)
9月場所では霧島に左腕を抱えられながらもそのまま押し切った。千秋楽は幕内最重量、198キロの熱海富士を投げ飛ばした。
史上最大規模の体重格差を抱える藤ノ川は、過酷な大関とりの試練を乗り越えられるか。