新十両・旭富士は“最強の新弟子”の評判通り史上最速タイ昇進…4年半の研修生生活で得た財産
十両はあくまで通過点だろう。
30日、相撲協会は11月場所の番付編成会議を行い、2力士の新十両昇進を発表。音羽山部屋の竜鳳と、伊勢ケ浜部屋の旭富士(24)が出世を果たした。
元横綱の先代伊勢ケ浜親方からしこ名を譲り受けた旭富士は、初土俵から所要6場所での関取昇進。付け出しを除けば、史上最速タイ記録だ。
もっとも、本人はスピード出世は「特に何も思わない」と淡々。「全然ダメ。前に出る相撲を取っていない」と、むしろ反省しきりだった。
モンゴル出身の旭富士は、2021年に伊勢ケ浜部屋に入門したものの、相撲部屋の外国人枠は「1部屋1人」の原則があるため、本場所に出場できず、研修生扱い。元横綱照ノ富士(現伊勢ケ浜親方)が25年に引退するまで、4年半もの間、稽古のみに邁進した。
稽古では幕内力士を圧倒し、昨年11月場所の前相撲でデビューした当初から「最強の新弟子」の呼び声も高かった。
ある親方は「伊勢ケ浜部屋の稽古で揉まれたのだから、そりゃ強くなりますよ」と、こう続ける。


















