横浜・織田翔希はNPB入りなら工藤中日が最適か…吉井楽天も魅力、阪神とオリには不安材料
藤川球児監督の阪神には気になる前例
西武にも高卒投手を育てた実績がある。14年ドラフト1位で前橋育英高から入団した髙橋光成、16年ドラフト1位で作新学院高から入団した今井達也は、ともに先発ローテーションの柱に成長。髙橋は21年から3年連続2ケタ勝利、今井も23年から3年連続2ケタ勝利を挙げた。長期的な視野で高卒右腕を育て、エース級に成長させた実績は織田にとって心強い材料だ。
一方、気になる前例があるのは藤川球児監督の阪神だ。ただでさえ、日本一熱狂的と言われメディアやファンがおり、常に「目先の結果」を求められる厳しい環境にある。しかも19年の高卒ドラフト1位・西純矢は右肘の手術などを経て、藤川監督の下で昨オフに投手から外野手へ転向した。個別の事情があるとはいえ、高卒大物投手の育成実績を考えるうえで無視できない。それでいうと阪神は、21年ドラ1の森木大智も入団からわずか4年で25年オフに戦力外となった。
オリックスも同様だ。近年、高卒投手を球界を代表するエースに育て上げた実績こそ12球団トップクラスだが、その反動か、今季は宮城大弥、山下舜平大がそろって肘を手術。齋藤響介も長期離脱を経験するなど、故障禍が目立つ。
織田が国内を選んでも、入る球団はドラフトの指名と抽選次第だが、12球団との面談では、育成計画の具体性、故障予防への考え方、将来のメジャー挑戦への姿勢などを見極めている。


















