高校野球
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広陵高校野球部の暴力問題 新監督の言葉が浮き彫りにした問題の核心
部内の暴力問題により、夏の甲子園大会を途中で出場辞退した広陵高校の新チームが自校の野球場で秋季広島県大会北部地区予選に臨み、8月30日の初戦で油木高校に23-0、同31日の1位校決定戦で沼田高校に4-1で勝利し、県大会出場を決めた。...
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沖縄尚学・末吉良丞の「直メジャー」実現へ米スカウトが虎視眈々…U18W杯きょう開幕
5日に開幕する野球のU18W杯(沖縄)では、世界各国の有望選手をチェックするべく、米国から多くのMLBスカウトが視察に訪れる。 彼らが最も関心を寄せているひとりが、今夏の甲子園で胴上げ投手となった最速150キロ左腕の末吉良丞...
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寮生活で「いじめゼロ」を確約なんてできません。加害者は絶対に生まれます
広陵高(広島)で起きた、いじめ問題をめぐる一連の騒動。批判の矛先は「寮生活」というスタイルにも向いています。 実のところ私は寮での指導には前向きではありません。以前のコラムでも触れましたが、甲子園は自宅から通える地元の選手た...
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健大高崎158キロ右腕・石垣元気が「ドラフト1位指名」を掴む条件は?
夏の甲子園は初戦で敗退。このU18で雪辱を期すのが、8月31日の大学代表戦で九回から8番手として登板した最速158キロ右腕の石垣元気(3年=健大高崎)だ。 1イニングを投げて2安打1失点。最速は153キロをマークし、2三振を...
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広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」
広陵(広島)の相次ぐ部内暴力騒動が、部員の進路に影響を及ぼしていることが26日までに分かった。 1月に起きた野球部内の暴力事案と別の部内暴力を告発するSNSへの投稿を契機に、夏の甲子園2回戦以降の出場を辞退。中井哲之監督(6...
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プロ志望明言の高校3選手にとって甲子園よりU18W杯が重要なワケ
日本高野連が発表したU18W杯(9月5日から沖縄県で開催)に参加する高校日本代表20人で、特に鼻息の荒い選手がいる。 今夏の甲子園組以外から選出されたのは5人。 そのうち投手では、大阪桐蔭の最速149キロ右腕・中野大...
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甲子園出場校監督を悩ます薄給事情…「給料上がっても、結果が出なければクビ」、初出場で「一時金10万円だけ」
「給料が上がらないんですよ……」 甲子園に出場した複数の監督がこう言ってボヤいた。 【写真】この記事の関連写真を見る(50枚) 甲子園出場は学校にとって最大の名誉。にもかかわらず、40歳以下の中堅、若手世代の監督...
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広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”
今夏の甲子園では広陵(広島)で部員による部内暴力が発覚、2回戦から出場を辞退。SNSでは同校や甲子園に爆破予告が届くなど大騒ぎになった。 部内暴力は被害者の保護者からの告発により明らかになったが、高野連の宝会長は暴力やハラス...
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沖縄尚学の強さの秘密…2年生エースがU18代表入りでも新チームはビクともしない
2年生は通常、9月5日開幕のU18W杯日本代表に選ばれない。新チームの秋季大会が間近に迫っているからだ。 【写真】この記事の関連写真を見る(50枚) 過去には2年生エースが代表入りした影響で新チームは秋季県大会の初戦で...
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大阪桐蔭Wエース右腕 190cm森陽樹&149km中野大虎の“ガチ評価”は?
23日に決勝を迎えた夏の甲子園大会。ネット裏のプロのスカウトは高校生のドラフト候補をどう見たか。 ◇ ◇ ◇ 190センチ、90キロ。恵まれた体格からのMAX153キロを誇る右腕は、3年春夏ともに甲子園出場はな...
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注目の投手3人…健大高崎158km石垣、山梨学院194cm菰田陽生、沖縄尚学・末吉良丞の“ガチ評価”は?
23日に決勝を迎えた夏の甲子園大会。ネット裏のプロのスカウトは高校生のドラフト候補をどう見たか。 ◇ ◇ ◇ 1位候補の呼び声高い158キロ右腕だ。 北海道の洞爺湖シニアから野球留学。同校の最新鋭のトレ...
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横浜の二刀流・奥村頼人&2年生152キロ右腕・織田翔希の“ガチ評価”は?
23日に決勝を迎えた夏の甲子園大会。ネット裏のプロのスカウトは高校生のドラフト候補をどう見たか。 ◇ ◇ ◇ 甲子園春夏連覇を狙う名門を投打で牽引した。パ・リーグのスカウトは「投手として評価する球団が多い。15...
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「U18代表に選ぶべきか、否か」…甲子園大会の裏で最後までモメた“あの投手”の処遇
夏の甲子園はきょう(23日)、日大三(西東京)-沖縄尚学の決勝戦が行われるが、大会後にもうひとつビッグイベントが控えている。9月5日から沖縄で開催されるU18野球W杯だ。 日本は一昨年の前回大会で初優勝。今回は日本での開催だ...
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県岐阜商が大旋風を呼んだ「4つの秘密」…選手集めの要は県内ライバル校を凌ぐ進学実績
公立校の快進撃が止まった。 夏の甲子園準決勝2試合が行われた21日、第1試合で日大三(西東京)と対戦した県岐阜商が2-4で敗戦。タイブレークにもつれ込む熱戦の末、延長十回に2点を奪われて力尽きた。 69年ぶり5度目の...
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ようやく退任の広陵・中井監督は氷山の一角…首筋冷たい日本全国“時代遅れ”強豪校の面々
「どうせ、中井さんの傀儡じゃないの?」 球界ではこんな声が少なくない。 野球部員による複数の部内暴力が発覚した広陵高校(広島)は昨21日、中井哲之監督(63)、中井惇一部長(30)が同日付で交代すると発表。新監督にはO...
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広陵問題をSNSの弊害にすり替えやっぱり大炎上…高野連&朝日新聞の「おま言う」案件
燃え盛る火に油どころか、ガソリンを注いでいるのだから炎上は収まりそうもない。 19日、広島県高野連が「令和7年度秋季広島県高等学校野球大会における誹謗中傷等への対応について」との見出しで声明文を発表した。 「近年、スポ...
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夏の甲子園V候補はなぜ早々と散ったのか...1年通じた過密日程 識者は「春季大会廃止」に言及
夏の甲子園は19日の準々決勝4試合で県岐阜商(岐阜)が春夏連覇を狙う横浜(神奈川)相手に勝利。番狂わせを演じてべスト4進出を決めた。 21日の準決勝はこの県岐阜商に加え、日大三(西東京)、山梨学院(山梨)、沖縄尚学(沖縄)の...
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甲子園がトレンド入り連発! 球児たちの熱闘と、それを盛り上げる袴の女子高生軍団ら“エンタメ旋風”最前線
甲子園球場での連日の熱闘が、X(旧ツイッター)を席巻中だ。8月19日の準々決勝で、県岐阜商が春夏連覇を狙う横浜(神奈川)に延長サヨナラ勝ちすると、「県岐阜商」などの関連ワードがトレンド入り。第32代米大統領のフランクリン・ルーズベル...
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横浜2年152キロ右腕・織田翔希 プロスカウトが指摘する「怪物」への絶対条件
センバツ王者・横浜(神奈川)の春夏連覇の夢が消えた。 準々決勝の県岐阜商戦に先発した152キロ右腕の織田翔希(2年)は、4回途中6安打2失点。先発の役割を果たせずに降板となり、「自分の力のなさでチームを負けさせてしまった。(...
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【独占直撃】県岐阜商・鍛治舎前監督が明かす快進撃の根拠 優勝大本命の横浜破り16年ぶり4強入り
まさかの結末が待っていた。 昨19日、夏の甲子園大会の準々決勝4試合が行われ、県岐阜商(岐阜)が春夏連覇を狙う横浜(神奈川)を相手に延長十一回タイブレークの末、8-7でサヨナラ勝ち。16年ぶりにベスト4に進出したのだ。 ...
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恩師の口から語られた“KKドラフト”の真相…「私も知らない。桑田も知らなかったと信じている」
日刊ゲンダイではこれまで、多くの球界OB、関係者による回顧録や交遊録を連載してきた。 当事者として直接接してきたからこそ語れる、あの大物選手、有名選手の知られざる素顔や人となり。当時の人間関係や“事件”の雰囲気が、ありありと...
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今秋ドラフトに異変!高校生の「下位指名回避トレンド」による“不作”は巨人とソフトBが元凶か
「今年の甲子園は見たい選手が少なかったよ」 19日に準々決勝4試合が行われ、いよいよ佳境に入る夏の甲子園大会。しかし、ネット裏に陣取ったプロのスカウトからはこんな声が聞こえてきた。 「ドラフト対象選手が少ないため、各球団...
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収束不可能な「広陵事件」の大炎上には正直、苛立ちに近い感情さえ覚えます
現在開催中の甲子園。参考になった戦術などについて書くつもりでしたが、やはり「広陵問題」に触れないわけにはいきません。 報道によれば、ことの発端は1月。寮内で集団暴行が発生し、3月上旬には高野連から厳重注意の処分が下されました...
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横浜・村田監督が明かす“2年生新怪物右腕”との邂逅「慶応に負けていなかったら出会えていなかった」
運命的な出会いが名門校の大きな原動力になっている。 17日の津田学園(三重)戦で5安打完封勝利を挙げた最速152キロ右腕の横浜・織田翔希(2年)。初戦の敦賀気比(福井)戦に続く2度目の完封劇で17年ぶりのベスト8進出に貢献し...
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2016年夏制覇の右腕、西武・今井達也が語る「聖地のすべて」と「プロでの現在地」
2016年夏の甲子園で同校2度目の優勝を果たした作新学院(栃木)。エースとしてチームを牽引したのが、西武の今井達也(27)だ。下馬評では横浜(神奈川)、履正社(大阪)などが優勝候補に挙がる中、無尽蔵のスタミナを発揮し、決勝までの5試...
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(1)荒木大輔、清原和博&桑田真澄、松井秀喜、松坂大輔
1980年夏の甲子園で1年生ながらエースとして決勝進出。愛甲猛を擁する横浜相手に敗れたものの、初戦から準決勝まで無失点に抑える活躍と爽やかなルックスで、「大ちゃんフィーバー」を巻き起こした。早実高に通学する学ラン姿の荒木を収めた貴重...
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物議醸した甲子園“女人禁制騒動”から9年…渦中にいた大分高元マネジャー首藤桃奈さんが語る当時と現在
2016年夏、高野連によって甲子園練習のグラウンドから退場を命じられた女子マネジャーがいた。根底にあった「女人禁制」という規則は大きな議論を巻き起こした。あれから9年。女子マネジャーもグラウンドに立てるようになり、女子野球も甲子園球...
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横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」
春のセンバツで19年ぶり4回目の優勝を果たした横浜(神奈川)は、17日に津田学園(三重)との3回戦に臨む。昨秋の神宮大会と合わせて3冠を目指す村田浩明監督(39)に、名門校を率いて勝ち続ける重圧、2022年5月に週刊誌に報じられたパ...
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広陵高校問題でアナウンサーの“個人的意見”が物議…会社の見解? コメンテーターとの役割の違いは?
確かに、広陵高校問題をめぐるアナウンサーの発言が賛否を呼んでいますよね。つい最近は参政党をめぐるアナウンサーの意見も話題になりましたし、最近こういう「各局アナウンサーの意見がSNSを騒がせる」ケースが多くなっていますよね。 「...
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最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」
「2年半、やりきった気持ち。プロ一本で行きたいです。メジャーにはいずれ行きたい」 大会ナンバーワン投手に涙はなかった。 夏の甲子園第8日(13日)、健大高崎(群馬)は京都国際(京都)と対戦し、3-6で初戦敗退。最速15...