巨人「第2次由伸政権」誕生なら前途多難…DeNAに3年連続CS敗退、監督経験者3人の“トロイカ体制”へ
同じ相手に3年連続でCS敗退の赤っ恥だった。
巨人は本拠地・東京ドームでのCSファーストステージ(S)でDeNAに2連敗。あっけなく終戦となった。リーグ優勝した2024年はファイナルSで、昨年もファーストSで2連敗。16年ファーストSでの敗退と合わせると、DeNAと対戦した過去4度のCSは全て敗退となった。DeNAには今季もレギュラーシーズンから7連敗。試合後、巨人ナインが右翼の応援席に向かってあいさつをする際、多くのファンからまさかのブーイングが起こったのは、G党のたまりにたまった不満だったに違いない。
今季は5月に長女への暴行容疑で逮捕され、不起訴となった阿部慎之助監督(47)が辞任し、橋上秀樹オフェンスチーフコーチ(60)が監督代行に指名される異例のシーズンとなった。なんとかリーグ2位を確保したものの、チーム打率、本塁打数はいずれもリーグ4位。橋上監督代行は「投手力と比較すると、攻撃がちょっと弱いかなというのは、今季通して課題としたことではある」と1年を通じて泣かされた貧打を嘆いたが、「CS2試合で2得点では勝てない。打てない、打てないと言いますが、選手の意識が問題です」と、かつて巨人で一軍のバッテリーコーチやファーム打撃コーチを歴任した秦真司氏がこう言う。
「中山礼都や平山功太といったレギュラーをつかんでいない若手が、常に本塁打狙いのようなフルスイングをしています。これでは打率は上がってこない。コーチ陣の指導でしょうが、試合では7、8割の力でセンターから逆方向を狙うのは打撃の基本。しかも、そういうタイプの選手でしょう。あれでは打線がつながらない。一発を期待されるリチャードが振り回すのは仕方ないとはいえ、真ん中の甘いスライダーを見逃して、とんでもないボール球をフルスイングしていた。打席での意図が全く見えない。各打者が考えていないから、相手投手がいやらしさを感じない。CSの2試合が象徴的でした。私がヤクルトで現役だった頃、宮本慎也ら中軸ではない“脇役”は、右打ちやバントの練習ばかりやっていた。野村克也監督に役割の意識を植え付けられていたのですが、それによってバラエティーに富んだ強力打線が形成されたのです」


















