巻頭特集
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世論調査と現実の乖離 菅首相の答弁は小学生並み支離滅裂
大接戦の末、前代未聞の展開になっている米大統領選に世界はクギ付けだ。敗戦確実の共和党のトランプ大統領はいつになったら「敗北宣言」をするのか、政権移行チームを始動させた民主党のバイデン前副大統領はどん…
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“トランプと蜜月”のツケ バイデン政権で日米どうなる <後>
バイデンの看板公約は2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすることだ。大統領就任初日に、トランプが離脱した「パリ協定」に復帰すると宣言。環境問題は外交の優先課題でもあるのだ。 菅も…
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“トランプと蜜月”のツケ バイデン政権で日米どうなる <前>
まれにみる混戦となった米大統領選は、日本時間8日未明、ようやく民主党のバイデン前副大統領の勝利確実と速報された。米国内では支持者が歓喜に沸き、各地で祝賀パレードが自然発生。トランプ大統領が過去に出演…
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米国は4年でトランプ追放 安倍継承政権のままでいいのか
「集計を止めろ!」「不正をやめろ!」――トランプ米大統領の攻撃的なツイート連発もむなしく、大統領選の大勢は決しつつある。集計が続く激戦州でも、民主党のバイデン前副大統領が優位に立ち、当選に必要な選挙人…
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手口は周到 安倍・菅政権がやってきた“言論統制”の全容
米大統領選はいよいよ民主党のバイデン前副大統領の勝利が見えてきた。 大接戦だったラストベルトのミシガン州とウィスコンシン州を制し、6日午前9時時点(日本時間)で選挙人は253人。過半数の27…
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誰が大統領でも付け込まれる スッカラカン首相は自壊寸前
果たして勝者はどちらになるのか。共和党のドナルド・トランプ大統領(74)と民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)が激しく競り合った米大統領選は投票から一夜明けた4日も開票作業が続き、事前の世論調…
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これが答弁? スッカラカン首相の支離滅裂に国民は愕然
「鉄壁のガースー」 「安定のガースー」 官房長官時代、菅首相は会見で記者の追及をバッサリ切り捨てることからこう言われてきたが、丁々発止となる予算委員会ではやはり通用しなかった。普通は新首…
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この意味は重大 大阪都構想敗北で菅政権はいよいよ窮地
この国の民主主義が首の皮一枚残った――。大阪市民の判断にホッと胸をなで下ろした向きも多いだろう。 1日行われた大阪市廃止・特別区設置の是非を問う住民投票。開票結果は反対69万2996票(50…
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刹那の目くらまし 「携帯値下げ」こそ菅政権の危険な本質
菅政権の「目玉政策」とされる携帯電話料金の値下げ。総務省が27日に公表した「アクション・プラン」に呼応するように、さっそくKDDIとソフトバンクが新しい料金プランを発表した。 といっても、新…
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菅首相「代表質問」答弁でブチ切れたヤジは「独裁者!」
そうだったのか。28日の衆院本会議の代表質問での、あの異様な光景のワケは……。 日本学術会議が推薦した新会員候補6人を任命拒否した問題について菅首相が答弁していた時のことだ。「必ず推薦の通り…
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支離滅裂答弁の菅政権と自民党 総選挙に向けて自壊の道
いつまでフザけた答弁を続ける気なのか。28日午後から衆院本会議で始まった菅首相の所信表明演説に対する各党の代表質問。やはり、何といっても注目されたのは、日本学術会議が推薦した新会員候補6人について菅…
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菅発言は支離滅裂 嘘に嘘を重ねる前政権の“ペテン踏襲”
語るほどにボロが出る。本格的な国会論戦もまだ始まっていないのに、早くも“答弁”が行き詰まり始めた。 26日にようやく召集された臨時国会で、初の所信表明演説を行った菅首相が、その夜のNHK番組…
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菅首相で国は持つのか 所信表明は歴史に残るスッカラカン
「今後取り組むべき政策の方向性や政権運営に対する私の決意を申し上げたい」 26日、ようやく召集された臨時国会。菅首相は所信表明演説に臨む直前、こう意気込みを語っていた。だが、あれを方向性と言う…
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冬は地獄絵 学者潰しやハンコに血道をあげている場合か
秋の足音とともに、新型コロナウイルスの感染が勢いを増している。全国各地で新規感染者の過去最多更新が相次ぎ、東京都では累計3万人を突破。全国の累計感染者は10万人に迫り、死者は1700人を超えた。新型…
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菅政権の学術会議“蹂躙” 歴史に残る卑劣な手口
一体、どの口が言うのか。加藤官房長官が23日の会見で、昨年度に全国の小中高校が認知した「イジメ」は61万2496件と過去最多に上ったことを受け、「重く受け止めなければならない」と語った。 菅…
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何が怖いのか 菅首相にひれ伏す異様な政党と腐敗マスコミ
<行事を催す際、政治的発言をする者を呼ばないよう通達を出しました。自分たちに都合の悪い発言を封じようという意図が感じられます。これは表現の自由に関わるもので、こういった事柄に対する権力の行使に対しては…
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国会は火だるま必至 菅首相“棒読み記者会見”でも問題発言
官僚が書いた原稿を棒読みするのに慣れ過ぎて、自分の言葉では答えられなくなったのか。それとも、何が問題なのか全く理解していないのか。 21日、外遊先のインドネシア・ジャカルタで記者会見した菅首…
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菅・竹中コンビは何をやるのか 国民が気づいていない怖さ
「3大スガ案件」と呼ぶらしい。首相が掲げた目玉政策の「デジタル庁」「携帯電話料金の引き下げ」「不妊治療の保険適用」に関するニュースがあふれかえる一方、陰に隠れてあまり大きく報じられていない“重大案件”…
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錯乱トランプは自滅の様相 青ざめている安倍継承の菅政権
世界が固唾をのむ11月3日の米大統領選まで、20日で2週間。なりふり構わない共和党のトランプ大統領が首の皮一枚でつながるのか、下馬評通りに民主党候補のバイデン前副大統領が勝利を手にするのか。新型コロ…
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正体露呈・目玉も空振り “ご祝儀内閣支持率”急落の必然
9月16日の就任から1カ月が経ったが、いまだ国会で所信表明も行っていない菅首相が18日、初の外遊に出かけた。 夫人を伴って政府専用機で羽田を発ち、ベトナム、インドネシア両国を訪問。19日、ハ…