国民民主党“パワハラ疑惑”女性議員に「政治とカネ」問題浮上!トンデモ“怪釈明”で逃げ切り狙う姑息

公開日: 更新日:

 国民民主党千葉県連でくすぶるパワハラ疑惑。加害者の疑いをかけられている岡野純子衆院議員に、怪しい政治資金の使途が発覚した。

 日刊ゲンダイは、岡野氏が代表を務める資金管理団体の政治資金収支報告書(2023年分)をチェック。5月13日付で千葉・市川市内の居酒屋に11万円超を支出したとの記載があった。国民民主関係者によると、当日は4月に実施された千葉5区補選に出馬したものの落選した岡野氏が音頭を取り、選対メンバーでお疲れさま会を開催。「会費制」だったという。

 ところが、収支報告書には、11万円超の「支出」はあるのに「会費収入」に当たる記載がなく、政治資金規正法違反の不記載の恐れがある。仮に岡野側が居酒屋代を負担し、選挙区内の有権者が「お疲れさま会」に参加していた場合は公職選挙法違反の買収に当たる可能性もある。有権者に飲み食いさせたことになるからだ。

 岡野事務所に聞くと〈事務的ミスによる記載漏れ〉があったため、収支報告書を訂正したと回答。会合参加者は30人前後で会費については〈4000円前後〉と答え、公選法違反を否定した。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    小泉進次郎「無知発言」連発、自民党内でも心配される知的レベル…本当に名門コロンビア大に留学?

  2. 2

    進次郎農相の化けの皮ズルズルはがれる…“コンバイン発言”で大炎上、これじゃあ7月参院選まで人気持たず

  3. 3

    9日間の都議選で露呈した「国民民主党」「再生の道」の凋落ぶり…玉木vs石丸“代表負け比べ”の様相

  4. 4

    小泉進次郎農相のお膝元“壊滅”危機…三浦市長選の敗北に続き、横須賀市長選でも大逆風

  5. 5

    「再生の道」都議選議席ゼロで存亡危機も…石丸伸二氏は“構文”大展開、減らず口で勝利宣言のナゾ

  1. 6

    落ち目の国民民主党を自公が“買い叩き”…ささやかれる参院選後「連立」取り込み説

  2. 7

    立憲・野田代表やっぱり腰抜け…58人の衆院議員有志が提出求めるも「内閣不信任決議案」出せず

  3. 8

    シリーズ「日本軍兵士たちの戦場体験」(35)命令を下しただけの上級将校と実際に手を下した兵士たちの戦後

  4. 9

    国民民主党の都議選「9議席」獲得は大躍進にあらず…勝敗ラインを「11→5→1」と下げまくったセコさ

  5. 10

    「1人2万円現金給付」再断念は秒読みか…SNSではブーイング止まらず、世論調査でもはっきりNO

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一「すぽると!」降板は当然…“最悪だった”現場の評判

  2. 2

    石田ゆり子ブームは終わらない? ベリーショートに賛否、脱「奇跡の50代」でも人気加速

  3. 3

    国分太一コンプラ違反で「周囲が感じていた異変」…過去にはガングロに"変身”して問題起こした有名人も

  4. 4

    TOKIO国分太一「コンプラ違反」秘匿も次々に“セパ報道”で窮地に…復帰は極めて困難な道のりに

  5. 5

    「いっぷく!」崖っぷちの元凶は国分太一のイヤ~な性格?

  1. 6

    《ヤラセだらけの世界》長瀬智也のSNS投稿を巡り…再注目されるTOKIOを変えた「DASH村」の闇

  2. 7

    元女優・宮崎ますみさんは6年前から八ヶ岳山麓に移住しコメ作り 田植えも稲刈りも全部手作業

  3. 8

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  4. 9

    小泉進次郎「無知発言」連発、自民党内でも心配される知的レベル…本当に名門コロンビア大に留学?

  5. 10

    巨人阿部監督 グチるくらいならいっそ「4番・坂本勇人」はどうだろう…“進退の決断”含めた4つの理由