巻頭特集
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錯乱のトランプと心中するのか 隷従首相と属国の命運
トランプ米大統領はもはや正気を失っているとしか思えない。 白人警官が黒人男性を暴行死させた事件をめぐる抗議行動が全米140都市以上に拡大。大多数は平和的なデモだが、一部が暴徒化し放火や略奪が…
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宇都宮氏の主張は真っ当 小池圧勝なんてとんでもないぞ
とことん、小ざかしい“女帝”である。先週金曜、定例会見を終えた東京都の小池百合子知事が、一目散に向かった先は議員会館。国民民主党の玉木雄一郎代表と意見交換するためだった。 玉木によると、議題…
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感謝ではなく謝罪だろう ブルーインパルスの違和感
これも失策の目くらましか。29日午後0時40分ごろから約20分間、航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」が東京上空を飛行した。新型コロナウイルスの対応に当たる医療従事者らに感謝と敬意を示…
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第2波前に刹那の狂騒 恐慌なのに株価連騰の摩訶不思議
株とは無縁の庶民感覚ではサッパリ理解できない。28日の東京株式市場で、日経平均株価の上げ幅が前日比で一時500円を超え、約3カ月ぶりに高値水準を付けたことだ。 株高の背景には、新型コロナウイ…
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会見では“空前絶後”“世界最大” 実は真水32兆円補正の正体
国内で新型コロナウイルスの感染1例目が判明したのは1月中旬。安倍首相の思い付きで2月末にイベント自粛や一斉休校が要請され、4月7日に新型コロナ特措法に基づく緊急事態宣言が発令された。「人との接触機会…
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リーマン超えの惨事なのに 消費税増税を見直さない二枚舌
緊急事態宣言を全面解除した25日の首相会見は、毎度のごとくの薄っぺら演説で辟易した。中でも「わずか1カ月半で流行をほぼ収束させることができた」「まさに日本モデルの力を示した」と自画自賛の高揚感だった…
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官邸、自民党は大甘 宣言解除でも黒川問題は終わらないぞ
4月7日の発令から、実に約50日ぶりの解除だ。政府は25日、新型コロナウイルス感染症対策本部を開き、東京、神奈川、埼玉、千葉、北海道の5都道県で続いていた緊急事態宣言について、月末の期限を待たず解除…
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収束は“束の間” 経済は?第2波は?この政権で大丈夫か?
束の間の収束か。政府は25日、新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言が最後まで継続していた東京、神奈川、千葉、埼玉、北海道についても、解除を宣言する方針だ。 そんな矢先、24日は東京で14人…
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命運尽きた安倍首相 逮捕か総辞職か野垂れ死にか
黒川騒動はもちろん、これからが本番だ。そのほか、弁護士の桜告発でホテルがしゃべればアウトだし、稲田検事総長を切れば、世論は一気に退陣要求。コロナ対応でも現場は支離滅裂の混乱で、いよいよ錯乱官邸は断末…
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賭けマージャンの産経と朝日 黒川とのズブズブ記事を検証
違法な賭博行為をとがめられての辞任。検察ナンバー2にとってこれ以上ない恥ずかしい辞め方は、法曹にもかかわらず官邸ゴリ押しの無理スジ「定年延長」を受け入れた末路である。 21日、黒川弘務東京高…
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目を覆うコロナ失政 国民は「国家賠償」を求めるべきだ
新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が発令されている8都道府県について、政府は21日にも、解除の可否を判断する。同日、医療や経済などの専門家でつくる諮問委員会を開催し、解除の対象について諮問…
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検察改正引っ込めず まだ懲りない安倍首相に国民は唖然
国民世論が「反対」で盛り上がった検察庁法改正案は、土壇場で強行採決が見送られたが、安倍政権は懲りていない。今国会では引っ込めるというだけで、先送りした秋の臨時国会では成立させるつもりだ。 時…
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右往左往の庶民 緊急宣言・解除は世にも陳腐な政治ショー
「日本は世界的にみても評価されていない」。元財務官僚でNY州弁護士の山口真由氏が18日の「モーニングショー」(テレビ朝日系)でこう断言していた日本の新型コロナウイルス対策。政府は21日にも、緊急事態宣…
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さながら「朕は国家なり」安倍退陣へ国民的決起が必要
検察庁法改正案について安倍晋三首相は18日、今国会での成立を断念した。同日午後、自民党の二階幹事長らと首相官邸で会談。改正案をめぐり「国民の理解なくして前に進むことはできない」との認識で一致した。一…
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検察蹂躙法案強行へ 造反が出なければ自民党はオシマイ
それにしてもひどい悪相になってきた安倍首相。コロナの補正予算を人質に強行突破の算段だろうが、その薄汚さに国民の怒りは倍増。自爆に突き進んでいくだろう。 ◇ ◇ ◇ これも国民が「…
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宣言も解除も場当たり 特措法を弄ぶ安倍政治のデタラメ
「コロナの時代の新たな日常を取り戻すスタートだ」 政府は14日、新型コロナウイルス感染症対策本部を首相官邸で開き、特定警戒都道府県に指定していた茨城、石川、岐阜、愛知、福岡の5県を含む39県の…
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宣言解除後が本当の地獄 この業界・業種はもうダメなのか
本当の地獄はこれからだ。 政府は13日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言について、39県で解除する方針を固めた。「特定警戒都道府県」以外の34県に加えて、「特定警戒」に指定した…
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なぜ急いで法改正? 逮捕に怯える首相周辺の疑惑の数々
不要不急の「検察庁法改正案」について、与党は13日の衆院内閣委員会での採決を提案。野党の抵抗でこれがずれ込んだとしても、今週中の衆院通過を強行する構えだ。 今は安倍首相自身も国難と呼ぶ「新型…
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収束が見えた? 政府は第2波への備えを何かやったのか
<私も自分なりに調べた中で思ったのは今コロナの件で国民が大変な時に今急いで動く必要があるのか、自分たちの未来を守りたい。自分たちで守るべきだと思い呟きました> 安倍政権が今国会に提出している検…
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コロナより不気味 強いリーダーへの渇望と同調圧力の蔓延
新型コロナウイルス対策で、都道府県知事が脚光を浴びている。とりわけ評価を上げているのが、ボンクラ政府に先んじて自粛解除基準とする「大阪モデル」を発表した大阪府の吉村知事だ。テレビに出まくり、もてはや…