巻頭特集
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逃亡ゴーン“反撃開始” 息をのむ用意周到、復讐への執念
保釈中に日本を脱出し、レバノンに逃げ込んだ日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告(65)のモーレツな逆襲が始まった。滞在しているベイルートで開く8日の記者会見を前に、米テレビFOXビジネスの取材に応…
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米イラン緊迫でも強行 火薬庫に派遣される自衛隊の命運
戦雲垂れ込める中東情勢の今後の行方に世界中がかたずをのんでいる。 発端は新年早々に起きた暗殺事件。米トランプ大統領の命令を受けた米軍が、イラクのバグダッド空港で、イラン革命防衛隊の中でも精鋭…
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米イラン“開戦前夜”でもゴルフ三昧 イカれた首相のお正月
日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告がまさかの国外逃亡でびっくり仰天、さらには米軍によるイラン革命防衛隊の司令官殺害で中東情勢が一気に緊迫化。センセーショナルな出来事が相次いだ年末年始、ノンキに休…
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五輪イヤーに浮かれると庶民いじめ、増税政権の思うツボ
安倍政権では、私利私欲や保身のために勝手にルールを変えることが常態化。「桜」問題では、公文書すら好き勝手に廃棄するという異常事態まで起きた。とにかく何でも「オレ様ルール」。そんな傍若無人な安倍政権の…
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ゴーン逃亡、謎と今後 世紀の「痛快大脱走」に世界が興奮
会社法違反(特別背任)などの罪で起訴され、保釈中だった日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告のレバノン逃亡に世界中がブッたまげている。日産社用機で乗り付けた羽田空港で東京地検特捜部に逮捕されてから1…
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政府の理屈は総崩れ 狂気の域に入ってきた辺野古埋め立て
民意を無視した土砂投入から1年余り。安倍政権がゴリ押しする沖縄・辺野古沖の埋め立てが、いよいよ狂気の領域に入ってきた。 米軍普天間飛行場の移設先とされる辺野古新基地の完成が、2030年代半ば…
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秋元事件は氷山の一角 もっと怪しいのは安倍とトランプ
「成長戦略の柱」なんてカッコつけてきたが、言うまでもなく、カジノは莫大なカネが動くギャンブルだ。有象無象が群がり、賄賂が飛び交う。そんな怪しさの一端が白日の下にさらされたというのが今度の現職国会議員の…
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巨悪はまだいる 300万円収賄で国会議員逮捕の謎と今後
中国企業が数百万円を不正に持ち込んだとされる外為法違反事件は、現職国会議員の汚職事件に発展した。日本での統合型リゾート(IR)事業参入を目指していた中国企業に便宜を図った見返りに現金など370万円相…
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支持率に上がり目なし 視野に入ってきた2020年安倍退陣
下落がどうにも止まらない。報道各社の世論調査で内閣支持率が軒並み下がっているが、ついに40%を割り込み始めた。 朝日新聞が21、22日に実施した世論調査で、安倍内閣の支持率は38%。前回の1…
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9条踏みにじった安倍首相 中村哲氏に旭日小授賞の違和感
良識ある国民は痛烈な違和感を覚えたに違いない。政府が23日の閣議で、アフガニスタン東部ジャララバード近郊で銃撃され、死亡したNGO(非政府組織)「ペシャワール会」現地代表だった医師の中村哲さんに旭日…
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トドメは北のXmasミサイルか 年の瀬に政権末期の大混乱
“外交のアベ”のメッキはすっかり剥がれ落ちた安倍首相だが、口だけは意気軒高だ。 中国・成都で開催される日中韓首脳会議に出席するため、23日から訪中。北朝鮮の非核化をめぐって膠着する米朝交渉を念…
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ヤキが回った安倍政権 恐らくカジノも頓挫だろう
「捜査機関の活動内容に関わる事柄で、答えを差し控えたい」 菅官房長官は19日の会見でこう答えるのが精いっぱいだった。 東京地検特捜部が内閣府副大臣だった自民党の秋元司衆院議員の事務所に…
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類は友を呼ぶのか ウサン臭い連中ばかりの安倍首相の周辺
次から次だ。アベ友たちのロクでもない実態が続々と明るみに出ている。前代未聞なのは、東京地裁に「レイプ男」の烙印を押された元TBSワシントン支局長の山口敬之氏(53)だ。2016年6月に「総理」なる安…
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徹底検証が必要 安倍首相のお友達はなぜ逮捕を免れたのか
「日本の#MeToo運動のシンボルが勝訴」「レイプ容疑の損害賠償で勝訴」――。英BBCや仏AFP通信など海外メディアが続々と速報したことからも、注目度の高さが分かる。 ジャーナリストの伊藤詩織…
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何から何まで頓挫・ブン投げ 問われる邪な政権の存在理由
来年度から大学入試センター試験に代わって実施される「大学入学共通テスト」の国語と数学の記述式問題が、ついに導入見送りに追い込まれた。 17日、萩生田文科相が閣議後会見で発表。「受験生の不安を…
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政権奪取は夢物語 国民に見透かされている野党の本気度
国民の「アベ離れ」が鮮明になってきた。 共同通信社が14、15両日に実施した全国電話世論調査で、安倍内閣の支持率が42・7%と、11月の前回調査から6・0ポイント減少した。不支持率は43・0…
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いつの間にか2島返還も絶望 総辞職モノの安倍外交
「北方領土問題にいよいよ終止符が打たれる」「日ロ平和条約の締結交渉が本格化する」「高まる元島民の期待」――。北方領土交渉のヤマ場と目された2016年12月の山口・長門市での日ロ首脳会談から、15日で丸…
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露骨な特定大企業優遇 とことん庶民をなめきった税制改正
この政権は、どこまで国民をコケにすれば気が済むのか。 自民・公明両党が12日に決めた2020年度の与党税制改正大綱は、常軌を逸している。庶民からは取れるだけむしり取り、そのカネを大企業の減税…
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止まらない醜聞炸裂 「最長政権」みじめな転落が始まった
〈安倍総理が本気で憲法改正をやるなら、もう一期、つまり総裁四選も辞さない覚悟が求められるでしょうね〉 発売中の月刊誌「文芸春秋」での麻生副総理のこの発言が、自民党内に波紋を広げているという。「…
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冷血政権「人生100年戦略」と高齢者・庶民の生き地獄
狂乱増税の影響が鮮明になってきた。 財務省と内閣府が11日、2019年10~12月期の法人企業景気予測調査の結果を公表したのだが、その数値が衝撃的だ。大企業(資本金10億円以上)の全産業の景…