経済ニュースの核心
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日銀・黒田総裁の“禅問答”は「終わりの始まり」なのか?
国会中継を見ていると、安倍政権の「働き方改革」に対して「不適切労働データ」など野党の追及が厳しいのが分かる。自動車の燃費データ不正は企業だが、労働データは政府である。女性の社会進出や、70歳定年制の…
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高度数アルコール売れ筋で…ドラッグストア株がイチ押し
景気を見るために、毎週、資源ごみ回収日には飲料缶(スチール缶、アルミ缶)やペットボトルをゴミ置き場に置きに行く。私の住む自治体では、無色透明なゴミ袋での提出が義務付けられているので、何がよく飲まれて…
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原油高で上方修正の期待が高まる「石油元売り株」を狙う
原油価格(WTI:月末値)は2016年2月に一時1バレル=26.2ドルと03年5月以来、約13年ぶりの安値に下落した。危機感を抱いたロシア、サウジアラビア、ベネズエラ、カタールの4カ国は増産凍結で合…
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五輪終了まで我慢 「慌てるな、相場は明日もある」を知れ
「上場企業の18年3月期は過去最高益」「景気動向指数は過去最高水準」との報道をあざ笑うように、海外投資家は日本株に大量の売り注文を出した。先週、日経平均株価は大幅安となった。 トムソン・ロイタ…
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“高IQ学生”が集結する「初任給の高い会社」が株高になる
知能指数(IQ)が先天的に高い人がいる。IQの平均値は100で、85~115の間に約68%の人が収まり、70~130の間に約95%の人が収まる。IQは70以下と130以上が異常値とされる。世界で最も…
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株価も為替も方向感なし いまは“押し目待ち”に徹するが吉
茂木経済再生担当相は、1月の月例経済報告で、景気全体の判断を「緩やかに回復している」とし、7カ月ぶりに引き上げた。これは消費税の8%増税を控えて駆け込み需要が起きた14年1~3月と同じ表現。前月まで…
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ターゲットは「ハレの日」 紳士服チェーンの需要は拡大へ
成人式の着物着付けレンタル「harenohi」の「はれのひ株式会社」は2008年に創業している。11年に法人化、12年に直営店を横浜にオープンし、多店舗化に乗り出した急成長企業と思われていたが、今年…
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18年も世界を席巻する「トランプファースト」銘柄を狙え
昨年10月に米国の女優アリッサ・ミラノがセクハラ被害を受けた女性たちに向けて、「Me Too(私も)」と声を上げるようツイッターで呼びかけ、「Me Too」は世界的な告発運動に広がっている。 …
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新年相場は人材ビジネスを手がける“労働力”銘柄に乗れ
トランプ米大統領の執務室――。テレビに映るトランプ氏の後ろにアメリカバイソン(米国野牛)のフィギュア(銅像?)がある。トランプ氏には失礼だが、どこか「強気」の顔つきが似ている。 株式市場で、…
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日銀が導入する新売買制度 出口戦略に向けた布石なのか?
日本取引所グループ(JPX)は昨年12月21日に、今年から実施する新しい売買制度を発表した。欧米ヘッジファンドなど超高速取引業者(HFT)の売買状況をJPXが把握できる仕組みを導入する。HFTとは「…
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日銀の「出口戦略」が囁かれるまでは株価は上昇を続ける
先週21日15時すぎ、ブルームバーグテレビは日銀の金融政策への評価を全世界に報じていた。評価をしていたのはロンドン在住の外資系金融機関の関係者で、見た目は20代の日本人と思いきや、流暢な英語を話す中…
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2022年に団塊世代が後期高齢者に…介護関連銘柄を狙う
政府は15日、介護サービスの公定価格となる介護報酬を2018年度から0.54%引き上げる方針を固めた。介護職員の待遇改善など介護事業者の経営状況に配慮し6年ぶりに増額する。それは介護保険料など財政や…
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年末株高へ 持たざるリスクを意識し「高配当銘柄」を狙う
「自由と平等」を等しく与えられる「成り金の夢」。宝くじの聖地、西銀座チャンスセンターをはじめ、各地の売り場は年末ジャンボ宝くじの「夢追い人」であふれている。 1等は7億円25本、1等の前後賞1…
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佐川急便の「SGHD」が上場 今こそ“物流関連”の仕込み時
米国は「ブラック・フライデー(黒字の金曜日)」だった24日、ネット通販が過去最高の販売額を記録した。米メディアは「店頭はかつてなくすいている」「駐車場に車が少ない」などと伝えた。まるで、日本の対面営…
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サウジ情勢が日経平均を直撃 ここから先は“大型株”を狙え
サウジアラビアのシェイフ司法長官は11月9日、これまでに汚職捜査で事情聴取を行った容疑者は208人に上り、不正取得金額は少なくとも1000億ドルと推定されると話した。ムハンマド皇太子は有力王子や現職…
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中国4大銀の競争力向上…上海が国際金融センターになる日
中国は今月10日、トランプ大統領の訪中と合わせるように、金融分野での外資の出資規制緩和を発表した。現在、証券・生保分野では、外資企業は中国企業との合弁会社を設立する必要がある。これを証券は外資出資比…
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株式市場はゲームチェンジ 「12月相場」は勝ち馬に乗る
自動車は、動力がエンジンからモーターに変わる激変期に突入しようとしている。 中国では固定電話やパソコンを飛び越えて、一挙にパソコンにも電話にもなるスマートフォンが普及しキャッシュレス社会を実…
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東京五輪、国体…需要が拡大する防犯カメラ関連を仕込む
今週5日のトランプ米大統領の来日。警察庁は、同庁と埼玉県警で、最大約2.1万人態勢(うち警視庁約1.8万人)で警備に当たった。また同庁は、全国の警察に重要施設の警戒強化も指示していた。同庁によると米…
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マスク、緑茶…もうすぐハネる「インフルエンザ関連株」
日経平均株価は過去最高の16連騰を経て、21年ぶりの高値を更新した。株式市場の温度は急上昇し「寒い」くらいの高値圏形成である。 他方、気候も急に寒くなった。体調管理が重要な季節の変わり目だ。…
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上方修正ラッシュに備えよ 注目は日経平均寄与度の高さ
今月10日に公表されたQUICK月次調査(10月3~5日実施)によると、10月末の日経平均株価を「2万1000円」と予想する市場関係者が最も多かった。すでにこの水準を超えたが、先月までは2万1000…
