経済ニュースの核心
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ニチレイ、富士機械製造…「自社株買い銘柄」がアツい!
年度末に向け、株式市場がうごめき始めた。3月末は企業決算が集中するため、保有株の含み損をできるだけ少なくしたい思惑が働く。政府も株高方向に誘導したいはずだ。ただし、経済指標そのものは好調とはいいがた…
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鴻海に身売り “外資系シャープ”誕生でハネ上がる銘柄は?
日本から家電メーカーがなくなる。関西の家電ご三家といわれたパナソニック、三洋電機、シャープ。三洋電機は解体され、家電事業は中国のハイアールが買収した。シャープは台湾の鴻海精密工業の傘下に入る。 …
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燃油サーチャージゼロ 「空運株」に狙いを定める
いま世界を震撼させているのは原油だ。米国の稼働原油リグ数は、2014年10月の1609基から16年2月(19日)に514基まで減少した。 米シェールオイル業者の採算は1バレル=60~70ドル…
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景気がいいのは訪日外国人分野だけ
今月15日に発表された2015年10~12月期実質GDP(速報値)は、前期比0.4%減、年率1.4%減と再びマイナス成長に落ち込んだ。 暖冬で冬物衣料が不振、パソコンやテレビなど家電製品も売…
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相場大波乱 株主優待銘柄を拾う
2月13日の「NISA(少額投資非課税制度)の日」は波乱の中で迎えた。昨年、NISA口座の投資家は、1月から2月に期末配当を狙って株式を購入しただろう。日経平均株価の高安の値動きは、昨年2月は1万7…
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先安観クッキリでデフレマインドに逆戻り
先週、自宅近くの大手ホームセンターに行ってビックリ仰天した。フランスの「ボジョレ・ヌーボー」が、酒屋でもないのに安売りされていたからだ。それも、定価数千円のワインが3~4割引きでの販売だった。アルコ…
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波乱相場はコンビニ株で乗り切れ
証券株は景気を先取りする。先週の株価を見ると、大和証券グループ本社と野村ホールディングスは、13年4月以来の安値水準に里帰り。商品市況関連の景気を先取りするのは総合商社だ。代表格の三井物産、三菱商事…
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資産運用は“片づけ”が重要
ニューヨーク原油先物は1バレル=30ドルを割り込んだ。イランへの経済制裁の解除で、イランの原油生産量が日量280万バレルから500万バレルへと大増産され、需給バランスが崩れるとの思惑だ。 1…
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不安定相場は安心・安全な公益株で切り抜けろ
今週に入り、寒さは本格化したが、正月は石油ストーブも不要のような暖かさだった。 日本銀行が株価下支えのためETF(株価指数連動型上場投資信託受益権)を、1月4日の大発会に369億円、6日に3…
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日経レバレッジETFにもウマミ 新年相場で狙うネット関連株
グーグルなどインターネットが主流になった世の中でも、日本では紀元前17世紀の中国の商(殷)代にさかのぼる干支で株式相場を語る。2016年の干支は「申」だ。相場格言では「申騒ぐ」で世情が騒然となり、そ…
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飲み会シーズンに狙う株
それにしても12月下旬というのに、暖冬で毎日暖かい。気象庁が11月25日に発表した全国3カ月予報(12月から2月までの天候見通し)では、12月は北・東日本日本海側で平年同様に曇り、雨、雪の日が多いと…
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駆け込み上場 12月IPO19社に注目
内閣府が12月8日に公表した11月の景気ウオッチャー調査によれば、景気の現状判断DIは46.1と前月を2.1ポイント下回り、2カ月ぶりに低下した。景気の横ばいを示す50を4カ月連続で下回った。 …
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日銀が動かないと年末に向け株価は急落する
東証の巨大な買い手――。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は11月30日に、15年7~9月の運用損失が7兆8899億円だったと発表した。世界的な株安の影響で利回りはマイナス5.59%と14年…
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政府の緊急対策でもクッキリ 介護・育児ビジネスに勝機
総務省によれば、10月の完全失業率は前月比0.3ポイント低下の3.1%と3カ月ぶりに改善した。95年7月以来、20年3カ月ぶりの低水準だ。 完全失業率の改善は、医療・福祉や宿泊・飲食での人手…