経済ニュースの核心
-
英EU離脱ならロンドン株は24%下落…世界中が混乱の予測も
今年も株主総会シーズンが到来した。3月決算上場企業の株主総会ピークは6月29日で全体の32.2%、759社が開催予定だ。開催場所はさまざまだが、開始時刻は午前10時が主流で、多くの企業に投資している…
-
世界最大のゲーム見本市「E3」関連銘柄を仕込め
市場予測より悪かった5月の米雇用統計で流れは変わった。今月14~15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ濃厚との見方は一変、利上げ見送りに傾き、ドルは売られ、一時1ドル=106円台に突入した…
-
人気スポットは伊勢神宮やUSJ 夏休み銘柄を先取りする
ソフトバンクグループはニケシュ・アローラ副社長(48)に、15年度の役員報酬として80億4200万円を支払った。それでも同社の前期(16年3月期)の連結純利益は4741億円ある。ちなみに前年度は約1…
-
今こそ日銀が買い支える「J─REIT」を狙え
欧州委員会は18日、欧州連合(EU)財政規定に違反するスペインとポルトガルへの処分を先送りした。 EUでは財政赤字を国内総生産(GDP)の3%以内に抑えるように義務付けているが、スペイン(6…
-
「リオと東京」 スキャンダル五輪の投資シナリオ
8月にオリンピックを控えるブラジル。ルセフ大統領が国家会計を不正操作して粉飾したとされ、先週12日、停職に追い込まれた。 日本(東京)は、2009年10月のIOC総会で16年夏季オリンピック…
-
日銀の「買い」が期待できる 3指数の採用銘柄を狙う
伊勢志摩サミット(5月26、27日)が近づいてきた。安倍首相は、主要国の財政出動という国際協調構築を図りたいようだが、日本は国債格下げリスクがある慢性的な財政赤字にある。 日銀のマイナス金利…
-
独VWは2兆円の対策費…勢いづく燃費、排ガス、ディーゼル関連
独フォルクスワーゲン(VW)は、排ガス不正の対応策で米司法省などと大筋合意した。6月21日までに正式合意するもようである。VWは不正車の買い取り、和解金支払いなど総額約2兆円を対策費とした。 …
-
16年夏は「待機老人」が相場テーマになる
経済最優先の政権運営を進める安倍首相は昨秋、「希望と夢、安心のための新3本の矢」を発表した。 第1の矢は「強い経済」、第2の矢は「子育て支援」、第3の矢は「介護離職ゼロ」である。5月に政府が…
-
GWはデフレ傾向クッキリ “安・近・短”銘柄を狙え
デフレが忍び寄っている。 4月8日に財務省が発表した2月の国際収支速報によれば、経常収支は2兆4349億円(前年同月比63%増)と20カ月連続の黒字だ。経常黒字は円高要因だけに、外国為替市場…
-
国土強靭化計画が蒸し返される土木工事を狙え
4月1日に公表された日銀短観(3月調査)は、昨年12月調査より大きく悪化した。景況感を表す業況判断DI(「良い」-「悪い」)は、大企業製造業で「プラス6」、先行きは「プラス3」と悪化を示した。また1…
-
長時間労働の是正 ハネるのは「人材派遣株」だ
日本株の代表格といえば、16年3月期に過去最高益を更新するとみられるトヨタ自動車だ。内外の機関投資家は、株式運用ファンドのコア銘柄と位置づけている。 ただ、業績と株価は必ずしも一致しない。ト…
-
タンス預金急増 商品先物取引会社に注目
最近、富裕層の知人と会えば必ず資産運用を相談される。大口定期預金などでは元本がほとんど増えないからだ。日銀は消費者物価を2%に引き上げるために手を打っているが、現実には、預金金利が小数点第1位以下、…
-
ニチレイ、富士機械製造…「自社株買い銘柄」がアツい!
年度末に向け、株式市場がうごめき始めた。3月末は企業決算が集中するため、保有株の含み損をできるだけ少なくしたい思惑が働く。政府も株高方向に誘導したいはずだ。ただし、経済指標そのものは好調とはいいがた…
-
鴻海に身売り “外資系シャープ”誕生でハネ上がる銘柄は?
日本から家電メーカーがなくなる。関西の家電ご三家といわれたパナソニック、三洋電機、シャープ。三洋電機は解体され、家電事業は中国のハイアールが買収した。シャープは台湾の鴻海精密工業の傘下に入る。 …
-
燃油サーチャージゼロ 「空運株」に狙いを定める
いま世界を震撼させているのは原油だ。米国の稼働原油リグ数は、2014年10月の1609基から16年2月(19日)に514基まで減少した。 米シェールオイル業者の採算は1バレル=60~70ドル…
-
景気がいいのは訪日外国人分野だけ
今月15日に発表された2015年10~12月期実質GDP(速報値)は、前期比0.4%減、年率1.4%減と再びマイナス成長に落ち込んだ。 暖冬で冬物衣料が不振、パソコンやテレビなど家電製品も売…
-
相場大波乱 株主優待銘柄を拾う
2月13日の「NISA(少額投資非課税制度)の日」は波乱の中で迎えた。昨年、NISA口座の投資家は、1月から2月に期末配当を狙って株式を購入しただろう。日経平均株価の高安の値動きは、昨年2月は1万7…
-
先安観クッキリでデフレマインドに逆戻り
先週、自宅近くの大手ホームセンターに行ってビックリ仰天した。フランスの「ボジョレ・ヌーボー」が、酒屋でもないのに安売りされていたからだ。それも、定価数千円のワインが3~4割引きでの販売だった。アルコ…
-
波乱相場はコンビニ株で乗り切れ
証券株は景気を先取りする。先週の株価を見ると、大和証券グループ本社と野村ホールディングスは、13年4月以来の安値水準に里帰り。商品市況関連の景気を先取りするのは総合商社だ。代表格の三井物産、三菱商事…
-
資産運用は“片づけ”が重要
ニューヨーク原油先物は1バレル=30ドルを割り込んだ。イランへの経済制裁の解除で、イランの原油生産量が日量280万バレルから500万バレルへと大増産され、需給バランスが崩れるとの思惑だ。 1…