経済ニュースの核心
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「中国とサウジの急接近」欧米諸国が懸念、これから原油は「壊滅的に」上昇するのか
ロシアのプーチン大統領は先週9日、西側諸国が合意したロシア産原油の取引価格の上限に従う国に対する供給を拒否、産油量を削減する可能性があるとし、「大統領令で具体的な措置を示す」と述べた。その結果、世界…
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連合は5%の賃上げを要求 経済成長を後押しする「良い物価上昇」実現の条件
帝国データバンクの「食品主要105社」価格改定動向調査(12月)によれば、来年に値上げを予定している食品や飲料は再値上げなどを含めて11月末時点で4425品目に上り、12月中にも計画ベースで累計50…
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カタールのW杯会場で存在感を示す「中国企業」の勢い インフラ施設建設にも参画
オリンピックを上回る世界最大のスポーツの祭典、FIFAサッカーワールドカップ(W杯)。「3密状態」の観客は誰もマスクをしないで大声で応援している。新型コロナウイルス感染者数が世界一多い米国などからの…
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日本経済の行方「不確実性」がますます高まる…年金生活者には厳しい年の瀬
昨年11月、ウクライナ・ロシア戦争は起きていなかったが、日本では新型コロナウイルスの「第6波」到来が警戒されていた。コロナ禍で停滞した景気を浮揚するためもあり、先進国の中央銀行は大規模な金融緩和を実…
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原油価格と米FRB利上げの微妙な関係…インフレの“鈍化”に期待
先週、日経平均株価は急騰した。国内要因ではなく米国次第ということが明瞭になった。米連邦準備制度理事会(FRB)は11月1、2日の連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目…
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米国株に投資が正解! 米中間選挙後のアノマリーは「100%株高」
ファミレスに行くと、近くの大規模団地に住む主婦グループが「あそこのディスカウントストアでドッグフード、キャットフードが5割以上も値上がりしていて驚いたわ」「コンビニのコーヒーが2割も値上がりしていた…
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ドルベースの日経平均はとっくに「弱気相場」入り…評論家の話を聞く前にやるべきこと
ジョージ・ソロスのような海外投資家は、国際情勢に独自の情報ルートを保有、マスコミ報道よりも早く機密な情報を入手し、大量の資金を動かしている。彼らの動き、すなわち海外投資家の株式売買、それを反映する株…
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新型コロナ第8波が現実味を帯びる中…欧州で「中国製の暖房器具」が売れている
国内で新型コロナの感染者数が増加傾向にある。今月15日は3万5339人の感染者が報告されたが、1週間前より約8600人増えている。11月にも「第8波」の到来が現実味を帯びてきた。 「第7波」で…
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89%が物価上昇を実感…統計に表れにくい「トリプルワーク」が現実になる?
厚生労働省は従業員が5人以上いる全国3万余りの事業所を対象に「毎月勤労統計調査」を行っているが、速報値によれば、基本給や残業代などを合わせた、働く人1人当たりの今年8月の現金給与総額は平均で27万9…
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NATO対ロシアの核戦争の瀬戸際…投資家は「現金の保有」を大きく増やしている
1914年7月、オーストリアがドイツに支持されてセルビアに宣戦、セルビアを支援するロシアは総動員令を発して対抗、第1次世界大戦の戦端が開かれた。38年にはドイツがオーストリアを併合、チェコスロバキア…
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プーチン大統領とサウジアラビア・サルマン皇太子「急接近」の不気味
ロシア・ウクライナ紛争、欧米のロシアへの経済制裁、それに起因する原油高、その結果として欧米のコストプッシュ・インフレ、その抑制のための政策金利の引き上げ、行き着く先の景気減速となる。スタグフレーショ…
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注目は“ヒト型”! 中国が目指す「ロボット大国」 産業用ロボットの利用数は5年で約5倍に
ロシア・ウクライナ戦闘では、兵器としての無人攻撃機やドローンの軍事重要性が明らかになった。これらの兵器のベース技術はロボットで、自動運転のスマートカーも車輪とハンドルが手足のAIロボットである。 …
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黒田日銀は利上げに動けるのか 日経平均採用銘柄の入れ替えに注目
先週、ドル円は一時1ドル=145円台に迫る24年ぶりの円安を示現、150円も視野に入ったという。 この円安の要因は、日米金利差とする報道が目立つが、日本の経済ファンダメンタルズもある。貿易の…
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谷深ければ山高し? 1ドル=144円突破「米ドルの破滅のループ」に要警戒
株式市場の相場格言に「山高ければ谷深し」「谷深ければ山高し」がある。相場の山、すなわち株価の天井が高いほど、相場の谷、相場の底値も低いし、逆もしかりということ。資本主義の景気循環を指した見方でもあり…
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政府は「緩やかに持ち直してる」と判断も…“経済指標”から探る景気と物価の先行き
政府は8月の月例経済報告で、景気の現状を「緩やかに持ち直している」とし前月から据え置いた。先行きについては、世界的な金融政策引き締めによる海外景気の下振れが日本経済のリスクになっていると警戒感を示し…
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紛らわしい違和感が…東証プライム指数よりTOPIXが重要視される謎
3月期決算企業の9月中間期が迫ってきた。上場株式を多数保有する金融機関などは、決算対策が検討される時期である。しかし、実のところ“決算対策”は東京証券取引所も行ってきた。 東証は4月4日の市…
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台湾有事で高まる中国とロシアの軍事連携 大規模軍事演習も実施
中国は、中国本土と台湾は不可分とする「一つの中国」原則を掲げ、欧米が台湾を独立国のように扱う高官同士の公的往来に断固反対する。中国人民解放軍の東部戦区は、8月4日から7日まで台湾周辺海域と空域で初の…
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「5G先進国」となった中国の野望…基地局数で世界の70%、宇宙ステーションでも存在感
世界最大手の通信基地局メーカーは、中国ファーウェイで2020年の世界シェアは44.9%、4位も中国のZTEで11.0%だ。 中国の通信行政を担う工業情報化部によると、中国の第5世代移動通信シ…
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世界的な気候変動 相場格言「麦わら帽子は冬に買え」今や通用しない?
政府は安倍晋三元首相の国葬を9月27日に行うと閣議決定した。岸田首相は外務大臣の経験もあり、国葬を利用して弔問外交を行いたいようだ。すなわち、新型コロナウイルス感染の「第7波」は当日までに収束してい…
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新型コロナが再び感染爆発…緊急事態宣言で「休むも相場」か
毎朝行くフリーWi-Fiのあるファミレスは、テーブルのアクリル板がなくなり、ドリンクバーの使い捨て手袋もなくなった。ステーキレストランでもテーブルのアクリル板は撤去された。一部のファミレスでは、配膳…