権藤博の「奔放主義」
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侍ジャパン強化試合 リリーフ投手7人選出の真意を話そう
メキシコ、オランダと4試合を戦う11月の侍ジャパンの強化試合、私は投手コーチを仰せつかった自分へのテストでもあると思っている。 選んだ代表メンバーは14投手。巨人の田口麗斗(21)、DeNA…
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野球界には未来の五輪メダリストが埋もれている
スポーツ庁の鈴木大地長官が、高校球児の他競技転向を推奨するプランを披露した。20年東京五輪と、それ以降の大会でメダルを量産するための強化策のひとつで、「17万高校球児のうち10万人以上は試合に出ずに…
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現役25年に幕 三浦大輔のすべてが詰まっていた最後の登板
本人が決めたこととはいえ、「もったいない。まだまだできる」というのが私の感想だ。 引退を発表したDeNAの三浦大輔(42)が先発した16日の阪神戦をネット裏から見た。現時点で「現役最後の登板…
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“ツーナッシングから一球外す”はまったく意味がない一球
「おっ、3球勝負にいきましたよ!」 投手がツーナッシングと打者を追い込み、3球目にストライクゾーンへ球を放ると、中継のアナウンサーが驚いたようにそう言うことがある。 カウント、ノーボー…
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25年ぶり優勝のためにも 広島・緒方監督は“昼行燈”になれ
5ゲーム差というのが案外、クセモノだ。 25年ぶりの優勝を目指す広島は、8ゲーム差で2位巨人との直接対決を迎えた。仮に3連敗しても、数字的優位は変わらない。巨人が追ってきたところで、広島には…
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金本監督のコメントに巨人V9の川上監督の言葉を思い出す
横浜(現DeNA)の監督時代、私は報道陣の質問にしばしば「パス」という言葉で返した。 試合後の会見。「八回のあの失点が痛かったですね?」「六回の好機に点が入らなかったことで流れが変わってしま…
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日ハム15連勝でストップ ここが栗山監督の腕の見せどころ
日本ハムの連勝が15で止まった。栗山監督は、「これからが大事。気持ちを入れ替えて頑張ります」と言っていたが、確かにその通り。恐らく、快進撃が続いている間はむしろ、勝てば勝つほど不安が増幅していたので…