自維連立が秒読みで「橋下徹大臣」爆誕説が急浮上…維新は閣内協力でも深刻人材難
またぞろ、あの人事案が永田町で口の端に上っている。日本維新の会の生みの親である元大阪府知事の橋下徹氏(56)の初入閣だ。金看板に掲げた大阪都構想が住民投票で2度も否決され、政界を引退してから間もなく10年。ハッパをかけてきた維新の与党入りは秒読みで、閣内協力となるのは確実だ。それで取り沙汰されているのが、「橋下大臣」の爆誕である。
来週の首相指名選挙に向け、自民党の高市早苗総裁は多数派工作に猛チャージ中だ。橋下子飼いの維新代表の吉村洋文府知事は、高市総裁のおねだりを快諾。16日、自維の政策協議が始まった。高市氏らとの会談を終えた藤田文武共同代表は「首相指名とフルスペックでの連立をお願いすると、今日も言われた」と説明。閣内協力を要請されたという。だがしかし、維新は人材難だ。
「自民党で言う『大臣適齢期』にあたる議員が少ない上、8月に発足した藤田執行部にほぼ入っている。民主党政権時代に外相などを務めた前原誠司前共同代表は唯一の経験者ですが、馬場伸幸元代表に連なる現執行部と折り合いが悪く、日の当たる場所に送り出すわけがない」(維新関係者)