田村亮さんが高知で釣り上げた80センチ台の幻の魚「アカメ」赤く光る目に睨まれ体が震えた
田村亮(タレント)
釣りにハマった最初の記憶は、親と行ったキス釣りです。両親の実家が長崎の有明町(現島原市)っていう港町で、親父も釣りが好きで、オカンの実家も漁師さんでした。
小学校低学年の頃には、もう遊びの一環として、自転車に釣り道具を載せて、近くの川や池へ友達と一緒に行くのが日課でした。モロコとかフナとか。ブルーギルやブラックバスを狙ったりもしましたね。
その後、高校くらいから一度釣りから離れたんですが、東京に出てきて20代半ばにまたやり始めたんです。最初はバスを釣っていたんですが、移動に時間がかかってなかなか続けられない。そんなとき出合ったのがシーバスです。
夜の東京湾なら、仕事が終わった後でも行ける。お台場や有明、フジテレビの目の前でも釣れたんですよ。ロケ終わりに仲間と3時間ほど竿を出して、そのまま次の日の仕事にも行ける。これが自分の生活リズムにピタッとはまりました。
しかも魚体がカッコいい。50~60センチでも迫力あるし、写真映えする。上州屋に写真を飾ってもらったり、釣り仲間とルアー情報を交換したり。気がつけばプロのアングラーの人たちともつながって、本格的にシーバスの世界に入り込んでいきましたね。