ここがおかしい 小林節が斬る!
-

自維政権は国会は民意の鏡であることを忘れた 比例定数削減は「専制」の始まりだ
自民と維新の連立合意の最重要事項だとして、両党は、政治家が「身を切る」改革と称して、衆院議員定数の削減論議が行き詰まった場合には、多数決で比例区だけを45議席減らすと息巻いている。狂気の沙汰である。…
-

自由と民主主義を忘れた自民党 国旗損壊罪は「国民の感情を守る」という筋違い
国会内における与野党の合意の結果、「国旗損壊罪」が本当に制定されそうな情勢になってきた。 誤解を避けるために先に明言しておくが、私は「日の丸」が大好きである。白地に赤い太陽という図柄は美しく…
-

「大阪都構想」は憲法違反になりかねない 憲法92条と95条を忘れているのか
憲法92条は、わが国の地方自治の基本原則を定めた条文である。同条は、「地方自治体の組織と運営に関する事項は『地方自治の本旨』に基づいて、法律でこれを定める」と規定している。この「地方自治の本旨」とは…
-

「国会の総意」と「国民の総意」両者が離れたら天皇制の基盤が崩れる
皇族の数を確保するための「国会の総意」がまとめられた。 ①女性皇族が、結婚後も皇籍を離脱しない②旧宮家の男系男子が皇族の養子になることを認める……である。 憲法は、「天皇は『国民統合…
-

「国旗損壊罪」を提案する自民党は良心の自由を理解していない
報道によれば、国旗(国章)損壊罪を新設する法案が自民党の合同会議で大筋了承されたとのことである。 それは、「人(つまり他者)に著しく不快感を催させる方法で公然と国旗を損壊、除去する行為(その…
-

参院選挙区の合区解消に改憲は不要 現行憲法の合理的解釈で可能だ
改憲派の高市早苗自民党総裁・日本国首相が誕生して以来、改憲論議に勢いが出てきた。 その中で、衆議院の憲法審査会では、「緊急事態条項の新設」を中心に意見の集約が図られているようである(これにつ…
-

自民党が変わらぬ限り改憲は実現しない 提案に説得力がなさすぎる
5月3日の憲法記念日には、全国で、護憲派も改憲派もそれぞれに集会を開催した。 自民党の改憲論の原点は「押し付け憲法論」である。つまり、第2次世界大戦で敗れたわが国は、占領下に、アメリカ製の憲…
-

高市首相が靖国神社に真榊を奉納 政教分離を理解しない権力者たち
靖国神社の春の例大祭に、高市早苗首相が「内閣総理大臣」の肩書で真榊を奉納した。相変わらずである。 かつて、フランスやイギリスでキリスト教会と国家権力が癒着して民衆の人権が蹂躙された歴史的体験…
-

制服自衛官が自民党大会で国歌斉唱 自衛官の政治活動禁止に触れることは明白だ
自民党大会で、現職の自衛官が制服姿で君が代を斉唱したことには驚かされた。 その後に、小泉進次郎防衛大臣は、法的問題はないとの見解を示した。いわく、①自衛官には制服着用義務がある②「私的に」国…
-

自民・維新の「副首都」構想は相変わらず意味不明
3月末に自民・維新の「副首都」構想骨子が発表されたが、相変わらず、一体何がしたいのか? が理解できない。 いわく、「大災害時に東京のバックアップ機能を担うため、東京と同時に被災する可能性が低…
-

自民党は「改憲」自体が目的化してしまった まともな提案を示せずに力んでばかり
結党70年になる自民党は、今年も運動方針の中に党是として改憲を掲げている。 衆参両院の憲法審査会に条文起草委員会を設置し、改憲原案の作成と国会提出を目指している。具体的テーマとして、緊急事態…
-

「日の丸損壊罪」という勘違い 異論を許さぬ傲慢さに気づいていない
「国章損壊罪」を新設するための自民党のプロジェクトチーム(PT)が始動した。これは、高市早苗首相の持論であるし維新との連立合意事項でもある。 それにしても懲りない人々である。 推進論者…
-

兵器については冷静な議論が必要だ
れいわ新選組の奥田ふみよ議員が、参議院における防衛特別所得税の審議で、「人殺しの武器」と言い放った。 確かに、兵器は、敵国の軍隊の力をそぐために、敵兵を殺傷する能力を有していなければ無意味で…
-

ホルムズ海峡「派兵」を逃げ切ったか…高市首相ではなく世論の勝利だ
明らかに国際法違反の先制攻撃(侵略戦争)を始めて、イランによる命懸けの反撃を招き、国際社会と国内世論の反発を招いたトランプ大統領は今、混乱している。 前から予定されていたトランプ会談に臨んだ…
-

中東戦争は「存立危機事態」になり得る 戦後初の「海外派兵」ができるのか
アメリカとイランが戦争状態に入った。 平和安全法制の合憲性の問題は今はおくとして、同法が定めた「存立危機事態」は次の通りである。①同盟国が海外で攻撃を受けて、②日本国の存立が脅かされ、日本国…
-

大学入試の「女性枠」の意味 「有資格者」内でなら許されると言われるが
漫画家の倉田真由美さんが、Xで航空大学校と京都大学の入試の「女性枠」に疑問を呈した。いわく、「本来なら入学できない学力なのに女子なら入れるなら男性差別だし、女性をバカにした制度でもある」。 …
-

松沢成文議員の関西奠都論が示唆するもの
日本維新の会の党是である「大阪都構想」は、いくら説明を受けても腑に落ちない。 いろいろな「根拠」は語られている。まず、東京が大震災に襲われた際に、国家の中枢機能を代替する都市が必要だと言う。…
-

「国旗損壊罪」に対する前川喜平氏の正論
前川喜平教授(横浜商科大学、元文科次官)が、Xで、一見過激な発言をした。 いわく、「国旗損壊罪なんてできたら、白い紙の表と裏に赤い丸を書いて、破ってやる。それを毎日交番の前でやってやる。捕ま…
-

「存立危機事態」に関する立憲民主党の変節なのか? 2015年とは議論の前提が違う
いわゆる「戦争法」について国民的大論争が展開された2015年当時、民主党は、「存立危機事態」に例外的に(他国を守る)「集団的」自衛権を行使することは、憲法9条が(自国を守る)「個別的」自衛権しか認め…
-

「中道」とは何か? 左右のイデオロギーを排することだが…
立憲民主党と公明党が合流して「中道改革連合」を結成したが、その「中道」とは具体的には何を意味するのかを考えてみた。 まず、いわゆる「右」は、「日本的であること」にこだわるイデオロギー(観念形…
