本で読み解くNEWSの深層
-
米新政権と日米関係
みずから“トランプのポチ”になった安倍前政権に対し、菅政権はアメリカの新政権とどう向き合うのか。 ◇ そもそも戦後日本はアメリカに従属しっぱなしだった。敗戦後まもなく日本政府が調印した…
-
がけっぷちの東京?
緊急事態宣言でまたも“強制自粛”状態の東京。菅政権のもとでがけっぷちに追い込まれたのか。 ◇ コロナ禍の拡大とともに「密」は避けるべき振る舞いになった。しかし都市は「密」こそが魅力の空…
-
出口なしニッポン
緊急事態宣言で、またも“強制自粛”状態の東京、大阪、名古屋。果たしてニッポンに出口はあるのか。 ◇ 格差の背景には階級問題がある。しかも日本の場合、そこに少子高齢化がからむ。 …
-
コロナ2021
ついに年を越し、まだ先行き暗雲のコロナ禍。果たして今年はどうなるのか。 ◇ いつ終わるとも知れないコロナ禍の打撃。トランプ政権下のアメリカのような“コロナ後進国”はもとより、スウェーデ…
-
アニメ・ニッポン
いまや世界中の若者がイメージする日本文化はアニメ。その歴史を振り返る。 ◇ 日本SF界の草分け作家として長年活躍してきた著者だが、実は若いころ、平井和正原作のテレビアニメ「エイトマン」…
-
迷走の大学改革
長年、「改革」の掛け声ばかりが声高に飛び交う大学。コロナ禍の授業リモート化への不満と学術会議問題にも悩まされ、大学はいま嵐の渦中だ。 ◇ かつて「暴走族のエスノグラフィー」で社会学界に…
-
防災の心得
いよいよ師走の冬本番。ただでさえコロナ禍、そこにもし災害があったらどうすればいいのか? ◇ 看護師として働いているさなかに阪神・淡路大震災を経験した著者。実家が全焼したのを機に災害医療…
-
コロナと戦う米・中・日
世界中を巻き込んだコロナ禍。それは世界中がコロナとの戦場になることだ。 ◇ ハーバード・メディカルスクール(医学部)の系列病院に勤務する終末期医療専門の日本人医師。平時なら富裕層のアフ…
-
中国ウラオモテ
最後のあがきを続けるトランプ米大統領を尻目に覇権拡大への野望を隠さない中国。そのオモテとウラを読む。 ◇ 一党独裁の中国にはまともな法制度など存在してないはず。そんな感じを抱く日本人は…
-
環境立国への希望
「2050年までに温室効果ガス実質ゼロ」を表明した菅政権。しかし、本当に環境立国になれるのか? ◇ スーパーやコンビニのレジ袋は有料になったものの、相変わらずごみ捨て日には大量の廃棄物を…
-
米中新冷戦?
米中対立が深刻化し、21世紀の「新しい冷戦」に発展しつつあるといわれる。「米中新冷戦」は現実なのか? ◇ 国際関係学の専門家は「新冷戦」ということばを使いたがらないが、マスコミに登場す…
-
テロの日常化
アメリカの女性州知事を狙った国内テロ組織が摘発された。いまやテロはどこにでも遍在している。 ◇ 「テロ」という言葉はいまや日常化した。テロ組織による事件だけでなく、大量殺人からアルバイト…
-
近未来の戦争
米中対決が鮮明になるにつれ日中間の緊張も急増している。はたして「近未来の戦争」はどうなるのか。 ◇ 米大統領選のゆくえはまったくわからなくなってきたが、トランプとバイデンのどちらが勝っ…
-
銃社会アメリカ
人種差別と並んでアメリカの宿痾とされるのが銃犯罪。その実態と背景を探る。 ◇ 銃乱射事件の絶えないアメリカ。単なる暴力犯罪ではなく、人種や宗教の絡むヘイトクライムが背景にある。2015…
-
ドキュメント武漢
欧州では第2波といわれるコロナ禍。その「発信源」となった武漢の日々をふりかえる。 ◇ コロナ禍の「感染源」となった武漢。そこに長年暮らす地元の女性作家が、毎日の様子や不安をブログにつづ…
-
スポーツ指導者の心と教え
コロナ禍で新人研修もパスしてきたような若手を前に、オジサン管理職世代の嘆きは深い。そこで見習いたいのがスポーツ指導者の心と教えだ。 ◇ 37歳までに王座を得なければ引退。その「壁」を目…
-
菅政権への道
あっという間に実現してしまった「菅首相誕生」。政策討論もないまま、密室で一体なにが起きたのか。 ◇ いまごろになって安倍前首相は「菅氏はずいぶん前から後継候補だった」なんて日経新聞のイ…
-
SDGs(エス・ディー・ジーズ)
「持続可能な開発目標」を意味するSDGs。いま、ポストコロナの指針としても大きな意義を発揮している。 ◇ 予想外のコロナショックに見舞われた現代。リーマン・ショックも打撃だったが、世界中…
-
アメリカの闇
分断をあおるトランプだけが悩みではない。現代アメリカの闇はもっと深い。 ◇ 麻薬性鎮痛薬オピオイド。この依存と過剰摂取による死が全米で相次いでいる。芸能界でもプリンスやフィリップ・シー…
-
甲子園中止の陰で
コロナ禍で今年は聞かれなかったあの高校野球の球音。ならば今年は気持ちを入れ替え、いつもとは違う角度から甲子園野球を振り返ってみよう。 ◇ 今年春のセンバツの前、優勝候補の一角に挙がって…