侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで
                         これもまた、オフシーズンの風物詩と言えるかもしれない。
 来年開催のWBCを見据えて15、16日に行われる日韓戦で、出場辞退が相次いでいる。3日、NPBエンタープライズは侍ジャパンに選出されていた種市(ロッテ)、牧原(ソフトバンク)、及川(阪神)の辞退と、佐々木泰(広島)の追加招集を発表した。
 10月8日のメンバー発表では、代表入りが確実視されていた阪神の才木、西武の今井や高橋光らの名前はなし。
「いずれもメジャー挑戦の可能性があったので、声がかかった時点で断った」ともっぱらだ。
 そうでなくとも、オフシーズンはケガの治療や休養に充てたい時期だ。この日、辞退が発表された3人も、種市は腰痛、残り2人はコンディション不良。WBC本番ならいざ知らず、強化試合に無理して出場する必要はない──と判断しても不思議ではない。
「近年はオフの国際試合と、それに伴う辞退続出がセットになっている。球団も選手に無理をさせたくない。侍ジャパン派遣は渋りがちです。過去、本人の希望で出場し、無理をして故障した選手もいた。辞退者がさらに増える可能性はあります」(球界関係者)
                    

                                        
















