巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

公開日: 更新日:

 5年ぶりに日本シリーズを制したソフトバンクが、ともにDeNAの先発ローテの軸を担ったアンソニー・ケイ(30)とジャクソン、さらに阪神のデュプランティエの総取りに乗り出すという。

 3人はいずれも契約切れで、メジャー復帰の可能性がささやかれる中、阪神に15ゲーム差をつけられ、3位に沈んだ巨人も、左腕ケイの動向を注視している。

 DeNA2年目の今季は、9勝6敗、リーグ2位の防御率1.74をマークした。巨人戦は2勝1敗、同2.12のGキラーでもあり、CSファーストステージ初戦で7回2失点と好投し、白星を挙げた。巨人はそのまま2連敗を喫し、シーズンが終了した。まさに天敵の一人だ。

 先日のドラフトで巨人は、即戦力左腕の竹丸和幸(鷺宮製作所)を1位で指名。阿部監督は「うちは左の先発がいないからチャンス」と言った。入団3年目で左腕のエース格だったグリフィン(今季6勝1敗、防御率1.62。3年間で54試合18勝10敗、同2.57)は来季のメジャー復帰が濃厚。今季は先発陣の崩壊に泣いたこともあり、ソフトバンク以上に左投手をかき集めたい。そこで白羽の矢が立ったのが、今季年俸1億5500万円とお買い得でもあるケイなのだという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした