「老マンション」理事長奔走記
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立ちはだかる3回目の大規模修繕…積立金の残高不足に3つの選択肢
私が住み始めてから1回、大規模修繕工事が行われている。それから十数年が経ち、あちこちで水漏れや外壁タイルの剥離も起きている。のんびりかまえてはいられない。 一般的に大規模修繕工事も3回目にな…
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理事長とは権威のない環境大臣…「今のままではいけない」と進次郎状態に
監視するうるさいおばさん化して、正義をふりかざすようになった私。それでも、立ち話や手紙で感謝を伝えてくれる住民も何人かいた。泣きそうになった。やや感情的ではあったが、間違ってはいなかったかなと。しば…
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粗大ゴミ再放置…「絶対正義」が過激化し怒り心頭で眠れなくなる
ゴミ収集場に張り紙が増え妙に口うるさくなったせいか、ゴミの出し方は改善した。それでも分別しないやからもいた。割れた皿と靴と生ゴミの入った袋(ネズミに食い破られていた)を発見したとき私はブチ切れた。 …
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悲鳴と奇声を発しながら“黒じゅうたん”掃き出し…痛感した「割れ窓理論」
9月某日、ゴミ収集場の粗大ゴミをすべて業者に引き取らせた。家電も多かったせいか、10万円もとられた。ややぼったくられた感もあるが、ネズミの糞まみれだった大量のゴミを一挙に撤去できたのでよしとしよう。…
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東京五輪とコロナ禍がマンションを直撃! 現実になった「ネズミの大移動」
私にとって、東京五輪とコロナ禍の最大の弊害は「ネズミの大移動」だった。すったもんだがあった国立競技場だが、あの建て替えで、ネズミの大移動が起きた気がする。さらには、コロナで飲食店が営業停止に追い込ま…
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住人の半数は賃貸、高齢化…腹をくくり老朽化マンションの「半永久理事長」に
「理事をやってもらえませんかね? 頭数を揃えるだけなんで、顔だけ出してくれればいいから」 私が住む小規模マンションの住人で、管理組合の理事長から声をかけられたのが4年前のこと。軽い気持ちで安請…