ロッテ前監督・吉井理人氏が大谷翔平を語る「アレを直せば、もっと良く、170kmくらい投げられる」
監督としてドジャースの佐々木朗希(24)、日本ハムの投手コーチとして大谷翔平(31)に関わったのが吉井理人前ロッテ監督(60)だ。2人が出場した2023年のWBCでは侍ジャパンの投手コーチを務め、チームを優勝に導いた。その吉井氏に佐々木や大谷、前回のWBCについて聞いた。今回は【大谷翔平編】。(聞き手=日刊ゲンダイ/崎尾浩史)
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──大谷は2度の右肘手術を経て、フォームが変わりましたよね。
「まず、腕の振りがコンパクトになり、リリースの高さも低く、スリークオーターくらい。後ろも小さくなった。肘への負担を考えたと思う。2度も手術をしたのだから、相当、肘に負担がかかっていたはずです。出力が高いので、ちょっと投げ方が悪いと、肘にくるんでしょう」
──新しいフォームは理にかなってる?
「いままでと投げるバランスが変わるので、上半身と下半身のタイミングが合わなかったらボロボロになるけど、合わせられるんだったら特には……負荷が減る分、良かったのかもしれない。スピードを上げようと思ったら、腕を少し下げた方が球速は上がる。それと得意のスイーパーも腕を下げた方が投げやすいと思うので。ただ、もっと良くなると思いますよ」


















