「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

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 ICE(移民・税関捜査局)職員の発砲で、7日に女性が死亡した事件に抗議して、地元ミネアポリスに続き、全米で緊急デモが巻き起こった。11日の日曜だけで全米1000カ所以上でデモが予定されていると報じられた。

 日曜、ニューヨークで行われたデモには数千人が参加した。セントラルパーク前を起点とし5番街を南下、「ICE出ていけ」「トランプはすぐやめろ」「私たちは移民を愛している」などの多数のプラカードを掲げた。トランプタワー通過時には激しいブーイングが起きた(写真)。

「私たちは、思いやりと人間性の側に立つ。暴力と残酷さには反対しなければならない」

 そう言い切ったのは、10代の娘と息子と共に参加した南アジア系の男性だ。

 ICEによる移民狩りはエスカレートの一途をたどっている。現政権は2025年末までに60万人以上を強制送還したと報じられ、これはバイデン政権期の約2倍にあたる。同時に政権は年間100万人規模を目指す方針を掲げており、取り締まりはさらに強化されるとみられている。対象はオフィスや工場、スーパーの駐車場から、教会や小学校、さらには個人の住宅にまで及び、多くの場合、「不法移民に見える」人たちを一網打尽にするやり方が目立つ。場合によっては合法的な移民やアメリカ市民も「巻き添え」になっている。

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