「もう一度…」ポール・マッカートニーの切ない願いはジョン・レノンに届かず不幸が連鎖
アルバム『レット・イット・ビー』(1970年5月8日発売)①
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切ないアルバムである。そもそも制作経緯があまりに切ない。
「ロックンロールバンドに戻って、もう一回ライブをやろうぜ」「そのライブを、余計なダビングなしで、そのまんまアルバムにしようぜ」「ライブ用のリハーサルをテレビ用に撮影して、ライブと一緒にオンエアしようぜ」
何と、これら当初の計画が、すべて実現しなかったのだ。ライブもアルバムもテレビ番組も。
そこで1969年の1月に行われたライブ用のリハーサル(通称「ゲット・バック・セッション」)で残された録音テープを、何とかまとめてアルバムにしたものが今日から紹介するアルバム『レット・イット・ビー』なのだ。聴いていて切なさを感じないわけがない。
不幸は連鎖する。
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