吉村洋文・大阪府知事は「月の手取り70万円」と明かす…47都道府県知事や市区町村長の報酬はどうなってる?
知事トップは神奈川県の黒岩祐治知事の月額145万円
一方、最も高額な月額報酬は「神奈川県」の黒岩祐治知事の145万円。これに続くのは「埼玉県」の大野元裕知事の142万円、「千葉県」の熊谷俊人知事の139万円となっている。
とはいえ、行政上の規定額で言えば、日本一の高給取りは大阪府知事。仮に吉村知事が3割カットせずに規定通りの報酬をまるまるもらっていたら“悪目立ち”していたところだ。ちなみに、全国の知事の平均は約122万8000円だ。
それでは、同じ地方公務員の特別職として全国の市区町村長の報酬はどうなっているのか。なんと! 知事を上回る市長がゴロゴロといるのだ。
■日本一安い夕張市議は月額18万円
総務省「地方公務員給与実態調査」によると、トップは市長がパワハラで辞任した「横浜市」の月額159万9000円。全国の市長どころか、知事トップの神奈川県知事より多い。2位は「京都市」の141万円、3位が「千葉市」の131万7000円、同率4位が「仙台市」と「広島市」の131万円だ。ただし、その横浜市長でさえ裸足で逃げる“隠れ日本一”がいる。
「月額166万9000円の大阪市長です。国会議員の月額歳費129万4000円を軽く上回っている。もっとも、こちらも身を切る改革で当時の吉村市長が4割カットを宣言し、今は100万1400円に減額中。期末手当を含めた年収も本来の約2824万円から約1694万円に減らしています」(ジャーナリスト・中森勇人氏)
もちろん、市長の職責が知事より下ということはない。まあ、それにしたって限度というものがあるだろう。
これら地方議会の議員報酬だが、25年の全国の都道府県議会の月額は平均で約82万4000円、同じく市議会議員は平均42万9000円。個別に見ると、豪華海外視察(旅行?)が話題の福岡県議会の議員は89万円、議長ともなれば111万円にアップする。
もっとも、財政力の弱い自治体の議員となればそうはいかない。財政再建中の北海道夕張市の市議は月額18万円、簗和生農相に道路予算をカットされた栃木県那須烏山の市議は31万円、原発の高レベル放射性廃棄物(核のゴミ)の文献調査の受け入れを表明した茨城県常陸大宮市の市議は35万円と全国平均を大きく下回っている。
吉村知事は1期4000万円とされる知事退職金も放棄しているので、そこは紛れもなく身を切る改革として評価したいところ。ただ、報酬を度外視して地方議会で頑張っている議員さんは多い。
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