政治とカネ
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萩生田光一氏に問われる「出処進退」のブーメラン…自民裏金事件で政策秘書が略式起訴「罰金30万円」
まだ終わっちゃいない──。自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金事件で、15日、萩生田光一元政調会長(61)の政策秘書が東京地検特捜部に政治資金規正法違反(虚偽記載)の罪で略式起訴された。この事実が報じられると、ヤフーニュースの...
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「石破おろし」と「三木おろし」はココが違う 自民党内ゲバの長期化と国民の辟易
注目の両院議員総会は「総裁選前倒し」の成否に関心が移ったが、そう簡単に決められないだろう。首相の続投もわからないまま、未曽有の混乱が続く前代未聞の事態とその先を専門家はどう見ているのか。この党内抗争は滅びゆく末期症状の組織の典型。 ...
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石破首相が「企業・団体献金」見直しで豹変したウラ…独断で立憲との協議に自民党内から反発
「総理の暴走だ」──自民党内で石破茂首相の独断に反発が広がっている。企業・団体献金の見直しを巡り、党の方針を急転換。立憲民主党の野田佳彦代表の提案を受け入れ、党内議論を経ることなく、規制強化に前向きな姿勢を打ち出したからだ。 ...
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両院議員総会は不発に…「石破おろし」狙う自民党総裁選“前倒し運動”は尻すぼみの可能性
「石破おろし」が本格化するのか──。注目された自民党の両院議員総会が8日、党本部で開かれ、続投表明した石破首相への批判が続出。しかし、実際は大したことが決まらず、「会議は踊る、されど進まず」状態だった。 総会では、党則に基づく...
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虚ろな世相の危うさも問題…しがみつき首相と参政党の支持率上昇という「真夏の悪夢」
選挙結果を受けても辞めない首相の支持率が上がっているが、裏金議員の先祖返りよりはマシという刹那。 もうひとつ、選挙後も危うさを露呈し続けている参政党がどんどん支持を伸ばしているが、話題先行の炎上商法。 いよいよ、日本...
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萩生田光一氏「石破おろし」がトーンダウン…自民裏金事件めぐり、特捜部が政策秘書を略式起訴へ
好事魔多し──。裏金議員にしてみれば、そんな展開かもしれない。自民党内の「石破おろし」の糸を引く旧安倍派の萩生田光一元政調会長に悪い知らせが届いた。萩生田氏がつくった裏金をめぐり、東京地検特捜部が政治資金規正法違反(虚偽記入)の罪で...
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自民旧安倍派「裏金候補」15人の当落は「10勝5敗」の勝ち越し…外国人政策の陰に隠れた「政治とカネ」
自民党が歴史的大敗を喫する中、しぶとく生き残った。今回の参院選では旧安倍派の「裏金候補」15人が有権者の審判を受けた。開票結果はナント、10勝5敗の勝ち越し【別表】。選挙区に限れば8割の高勝率だ。 選挙区の10人のうち、公明...
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参院選「自民裏金議員15人」で当確5人だけの衝撃情勢…比例は組織票があっても狭き門
20日投開票の参院選は中盤戦。自民党への逆風はやまず、石破首相が「必達目標」とした「非改選含め与党で過半数維持」は厳しい情勢が続いている。物価高対策の無策や評判の悪すぎる給付金、トランプ関税の25%通告など、マイナス材料は尽きないが...
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トランプ関税でボロボロ 日本は「攻めと守り」を重視すべし
7月3日に公示された参院選では、多くの新聞が「減税か給付か」を争点として報じているが、結果、減税ポピュリズムと外国人排斥の極右勢力の台頭を招いている。 確かに食料品の物価上昇は凄まじい勢いであり、物価対策は当然必要だ。代替財...
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国民民主党「旧文通費」非公表の姑息…前年分使途「5月公開」からシレッと方針変更した理由
チョンボが止まらない。 国民民主党の玉木雄一郎代表から女性蔑視発言が飛び出した。24日に日本外国特派員協会で開かれた会見で、国民民主の女性支持率が低い理由を聞かれ「私たちの政策は男性だけでなく女性にとっても良いものです。しか...
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バラマキ掲げる公明党どの口が? 野党提出のガソリン暫定税率廃止法案を「政局的」と猛批判の笑止
「いつもバラバラ」「足並みそろわず」——。大手紙やテレビで与野党の攻防を巡る政局が報じられる度、こんな“枕詞”を必ずと言っていいほどつけられていた野党が珍しくまとまった。立憲民主党、日本維新の会、国民民主党などの野党7党が11日、ガ...
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下村博文元文科相の釈明が見苦しすぎる…「自民裏金事件」参考人招致でもデタラメとゴマカシ連発
自民党の裏金事件をめぐって27日、旧安倍派幹部で2人目の参考人招致が実施された。衆院予算委員会に呼ばれたのは、下村博文元文科相。政治資金パーティー券販売ノルマ超過分の還流再開を協議した2022年8月の幹部会合に出席したキーパーソンだ...
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小泉進次郎農相の「コメ高騰」対策は詰めが甘い
江藤農相が更迭され、小泉進次郎衆院議員が就任した。石破首相は当初、江藤氏をかばっていたのに更迭した。本来、任命責任を問われてしかるべきで明らかな失点だ。 しかし、石破は参院選前に政権浮揚の最後の切り札を切ったようにも見える。...
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自民は「政治とカネ」改革まんまと逃げ切り…裏金事件の反省なく企業・団体献金を死守する醜悪
何ら反省を示さず、献金死守だ。自民党派閥の裏金事件を機に始まった企業・団体献金の見直し議論は昨年の臨時国会に続き、今国会も成果ゼロ。6月22日の会期末まで1カ月を切り、規制が1ミリも進まないまま、参院選に突入する見込みだ。 ...
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旧安倍派「裏金問題」の参考人招致に下村博文氏が気力たっぷり!都議会自民党が戦々恐々のワケ
果たして、真相究明は進むのか。 自民党の裏金事件を巡り、衆院予算委員会が23日、旧安倍派幹部の下村博文元文科相の参考人招致を野党や公明党の賛成多数で議決。自民は反対したが、浪人中の下村は応じる意向で、27日に実施される見通し...
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野党は石破首相「ヤミ献金疑惑」の追及が甘すぎる!立憲・野田代表は“私怨説”強調、トボけ得を許す展開に
どうも雲行きが怪しい。石破首相の闇献金疑惑に対する野党の追及が甘い。第1党の立憲民主党の野田代表は、告発者が会見した翌日の13日、「様子を見ながら対応したい」とさらに消極化。“未来のパートナー”の醜聞だから手心を加えているのか。石破...
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国民民主党“パワハラ疑惑”女性議員に「政治とカネ」問題浮上!トンデモ“怪釈明”で逃げ切り狙う姑息
国民民主党千葉県連でくすぶるパワハラ疑惑。加害者の疑いをかけられている岡野純子衆院議員に、怪しい政治資金の使途が発覚した。 日刊ゲンダイは、岡野氏が代表を務める資金管理団体の政治資金収支報告書(2023年分)をチェック。5月...
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だから世耕弘成氏は嫌われる…「裏金」参考人招致でも冗舌、企業・団体献金には“ド正論”連発の厚顔
自民党旧安倍派の裏金事件をめぐり、世耕弘成前参院幹事長の参考人招致が21日の参院予算委員会で実施された。昨年4月の「離党勧告」から半年後、無所属で衆院に鞍替え。野党は今年度予算成立と引き換えに西村元経産相、浪人中の下村元文科相、引退...
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企業・団体献金を禁止できない政治の欺瞞
自民党の裏金事件でクローズアップされた企業・団体献金を禁止する立法作業が行き詰まっている。 「失われた30年」と言われるが、それはすなわち「役立たずの政治の30年」である。主権者国民の生活は確実に劣化している。庶民の収入はほと...
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世耕弘成氏「参考人招致」まさかの全会一致で可決…参院のドンから転落した“嫌われ者”の末路
2025年度予算案が、3月31日成立した。 野党が採決に応じた理由のひとつは、安倍派の幹部だった世耕弘成・前参院幹事長(自民を離党)の「参考人招致」が全会一致で可決されたことだ。あっさり可決されたことに野党も驚いたという。 ...
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内閣支持率急落の中…裏金事件放置の岸田前首相とカネに執着する小泉進次郎氏が石破首相に苦言する笑止千万
「己を責めて人を責むるな」——。自身の責任で起きたことを他人のせいにしてはいけない、他人の落ち度を責める前に自分を顧みた方が良いという意味のことわざで、末期状態に陥った崩壊寸前の組織ほど、この言葉が囁かれるという。 日本の政界...
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小泉進次郎氏また炎上「企業献金の禁止は自民弱体が目的」発言で「世論より党内基盤」がミエミエ
また、進次郎氏の発言が炎上している。 30日に放送されたNHK「日曜討論」は、企業・団体献金がテーマだった。与野党7党の代表者が出演し、自民党政治改革本部の事務局長をつとめる小泉進次郎氏もリモートで生出演。 最初に意...
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自民党がゴネ続ける「企業・団体献金」の行方…「禁止」は60年以上も前から叫ばれてきた
「企業・団体献金禁止法案については、精力的に議論を行い、令和6年度末までに結論を得る」(衆議院政治改革特別委員会) 自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件を契機に改めて規制強化が叫ばれた「企業・団体献金」の扱い。自民や公...
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自民党の商品券配布「原資は官房機密費」は33年前からの慣習か…過去の暴露資料に“痕跡”残る
本当に「ポケットマネー」なのか。石破首相が自民党の新人議員15人に1人10万円分の商品券を配った問題は、歴代政権にも波及。自民党の悪しき「伝統文化」と見るのが妥当だ。問題は商品券の原資で、野党の「官房機密費(内閣官房報償費)ではない...
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石破内閣の支持率ダダ下がりは商品券配布だけじゃない!嘘ばかり首相は稀代のペテン師か、二重人格か?
昨年10月の政権発足から半年も経っていない石破内閣の支持率が下がり続けている。 共同通信社が22、23両日に実施した全国電話世論調査によると、石破内閣の支持率は前回調査(2月)から12.0ポイントも急落し、27.6%になった...
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国民民主党はやっぱり与党補完勢力だった! 企業・団体献金「存続」で自民党に塩を送る罪深さ
石破首相が1期生に1人10万円の商品券を配った問題は、歴代首相の慣例であり、上の者が下の者へカネを配るのが当たり前という自民党の文化だということが分かってきた。本質は「政治にはカネがかかる」を正当化する自民党の金権政治である。 ...
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おそらく最後は玉砕の参院選 これから次々と嘘がバレていく石破首相の「生き地獄」
ポケットマネー、政治活動と苦しい強弁を続けている首相だが、そう言っているそばから、次々とほころびが出てきている。誠心誠意説明すればするほど、苦しい言い訳を重ね、不信を招く無間地獄。このまま選挙戦なら玉砕戦法。 ◇ ◇ ...
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「つかみ金」で仲間に小遣い? 今後の焦点は官房機密費の全容解明だ
安倍元首相は息を吐くように嘘をついたが、石破首相も怪しいものだ。「ポケットマネー」「政治活動ではない」「過去の事例は知らない」など、国民は誰も信じちゃいない。政策活動費と官房機密費で、金権政治文化を謳歌してきた自民党。そこにメスをい...
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復権狙う自民旧安倍派にトドメ!「10万円商品券」配布問題でチルドレンが石破首相に“助け船”の爆弾証言
商品券配布問題で火だるまの石破首相は、21日の参院予算委員会でも釈明に追われた。そこへ助け舟を出したのが、いわゆる安倍チルドレンの大岡敏孝衆院議員(比例近畿)。第2次安倍政権時代に金券を「もらった」と証言したものだから、永田町は大騒...
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自民党「第2の裏金事件」商品券配布問題 やっぱり出てきた安倍元首相の名前と石破首相が過去に言っていたこと
やはりというのか。《すべての悪事は安倍晋三に通ず》《とうとう出たね…。》といった投稿がネット上で拡散され始めた。 石破茂首相(67)が自民党新人議員との会食に際し、1人10万円分の商品券を配っていた「第二の裏金」問題を巡り、...