公務員も「成績がいい人から好きな部署へ」! 静岡・沼津市が導入する新たな人事制度…希望が通らない職員はどうなる?
静岡県沼津市では2027年度から、新たな人事制度を導入する。それは、若手職員に限り、人事評価の上位者から、希望する部署に優先的に配属するというものだ。また、新規採用の職員については、採用試験の成績が良い人から、希望する部署に優先的に配属する。
なぜ、この制度を導入するのか。
「最近、学生や若手職員は、自分が入庁してからのキャリアパスが一番の関心事項となっています」と話すのは、沼津市人事課の迫花鈴さんだ。
「就職フェアなどで、学生からよく聞かれるのが、『異動はどのくらいのスパンで行われるのか』『自分の希望は通るのか』ということです。今回、配属に関するルールを明確にすることで、自分がどこの部署に配属されるのか、予見できるようになることで、不安を減らすとともに主体的に成長する風土の醸成に繋がります」(迫花鈴さん)
新制度の対象になるのは、副主任級までの一般事務職員。おおむね入庁10年くらいまでの若手職員だ。若手職員でも、技術職や保育士などは対象外となる。
沼津市の一般事務職員はおよそ740人いるが、今回の対象となる職員は、その4割にあたるおよそ290人だ。制度による人事異動は、大まかに次のような流れになる。

















