カンム 八巻渉社長(1)25歳の時なにをやるかは決めず、ともかく会社を辞めようと…
「カンム」は、アプリをダウンロードし、コンビニなどで現金をチャージすれば、ネットなどで買い物ができるVisaプリペイドカード「バンドルカード」を事業の柱としている。2023年に三菱UFJフィナンシャル・グループの連結子会社となった。
11年1月に25歳で同社を設立した八巻渉社長(41)は、慶応義塾大学理工学部情報工学科でコンピューターサイエンスを学んだ。
「父はソニーでテレビの基板の設計などをしていて、家でも設計をしたり、ファミコンのコードが断線したら自分で直したりしていました。それを見ていた私も幼稚園の頃からエンジニアリングに興味を持ち、また、ウィンドウズが出る前から家にパソコンがあり、小学生の頃から、これからはハードよりソフトかなという思いはありました」
中学時代にはネットでコミュニケーションするプログラムを自分で作るなどした。
「独学です。ネットは当時はISDNで、30分を超えると従量課金があった。そのため、家では時間制限されていて、近くのNTTが入るビルに通いました。ネットがタダで使えるコーナーがあって、そこで自分で作ったプログラムをアップロードしたりしていました」


















