カンム 八巻渉社長(1)25歳の時なにをやるかは決めず、ともかく会社を辞めようと…
大学1年の時には、ロシア語が第2外国語だったので、ロシア語の単語帳のiモードのアプリを作った。
「4年の夏休みにはシリコンバレーに遊びに行き、その頃から本格的に日本でITベンチャー企業を起こしたいと思うようになりました」
卒業後、慶大と産学プロジェクトを進めていた「Studio Ousia」に入り、データ解析エンジニアとして勤務。
「仕事はおもしろかったのですが、やはり自分でビジネスをと。なにをやるかは決めずに、ともかく辞めようと思っていた時、学生時代から知り合いだった、自宅の近所のエンジェル投資家の方が、出資するよと、背中を押してくださった」
500万円の出資を得て、シェアオフィスで「カンム」を立ち上げた。八巻ひとりでのスタートだった。
「データ解析をしてきたので、金融領域と相性がいいだろうと、その分野での事業を考えた。とりあえず、当時『会社四季報』のような企業情報のウェブ版がなかったので、個人投資家用に作ろうと、上場企業の財務諸表をデータ化して、『マーケットギーク』の名でウェブ上で展開。これが最初の事業でした」


















