NE 比護則良社長(1)社長業に加え事業部長となり「現場」に復帰した理由
「5月から、社長に加えてネクストエンジン事業部長も兼任しています」
そう穏やかに話すのは、NE株式会社代表取締役社長CEOの比護則良(50)だ。
2025年11月に上場したNE社は、EC(電子商取引)事業者向けSaaS「ネクストエンジン」を提供するIT企業。複数のネットショップの受注や在庫、商品情報などを一元管理し、EC事業者の日々の業務を支えている。
26年4月末時点でネクストエンジンの契約企業数は約6800社、導入店舗数は約5万6000店。サービスを通じて処理される年間流通総額は約1兆3500億円に上るなど、国内最大級だ。
その上場の形もユニークだった。そもそもネクストエンジンはHamee株式会社(東証スタンダード上場)の一事業だったが、22年にNE株式会社として分社化。株式を既存株主に分配する「完全スピンオフ」という国内でも極めて珍しい形で独立し、東証グロース市場への上場を果たした。
比護は「現場の力を最大化するため」、5月から事業部長を兼務している。


















