“二刀流”大谷をフル回転起用 エ軍指揮官の計算と落とし穴

ロイヤルズ戦の五回に交番を告げられる（Ｃ）共同通信社

　それまで４回続けて中５日、それ以前は中６日で回っていた開幕投手のリチャーズが、わずか２回３分の１でＫＯされた。計７０球を投じてストライクは３６球。計５四球と制球はまったくといっていいくらい定まらなかった。急に中４日登板を強いられた影響は否定できない。

　大谷の登板日が変わるたびに、登板間隔の変更を余儀なくされる他の投手はたまったものではない。

　二刀流のフル活用は本人や他の投手に波紋も呼ぶことになる。