安倍晋三
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「官僚天下り」解禁で進む日本の“オリガルヒ経済化” 可視化されていない安倍政権の弊害
安倍政権の弊害についていまだにきちんと可視化されていない部分がある。それは、健全な官僚制を破壊し「亡国の官僚」が闊歩するようになったことだ。 民主党政権では官僚の天下りが規制されていた。ところが、安倍政権発足後の2015、1...
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野田佳彦氏の安倍元首相追悼演説 あたしはとても感動したけどな
「(前略)とても男性のホモソーシャル的な演説だと思って聴きました。安倍元首相は、福島みずほ党首など女性議員には見下した態度を取る方でした。女性からはあのような演説は生まれないと思いました」(大椿ゆうこ・社民党副党首) これは1...
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岸田首相の朝令暮改の背景 法治主義を破壊した安倍政治の負の遺産
宗教法人の解散命令を裁判所に請求する理由について、岸田文雄首相は、10月18日の衆院予算委員会で「民法(上)の不法行為は『入らない』(つまり刑法上の『犯罪だけ』だ)」と断言した。ところが、翌19日の参院予算委員会で、首相は、「民法(...
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「安倍派を中心に」旧統一教会による“政界工作” 創始者・文鮮明氏の発言録で判明
やはり旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)は、時間をかけて安倍ファミリーを籠絡していたようだ。 旧統一教会の創始者・文鮮明氏が1989年、韓国で行った説教で、自民党の安倍晋太郎元外相が当時会長をしていた「安倍派」(清和会)...
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アベノミクスの亡霊にこの国の資産は食い潰される 「安倍・黒田勘定」で清算を
岸田政権、そして日銀は歴史的敗北に向かっている。ゼロ金利を続ける金融政策は旧日本軍の「インパール作戦」そのものだ。岸田首相、黒田日銀総裁、財務省の神田財務官。3者の頭にあるのは目先の円安阻止だけだ。 足元で繰り返される円買い...
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岸田官邸・財務省は「防衛費」でも寄り切られるのか? 経済対策では自民党に敗北
岸田首相が28日に発表した“規模ありき”の総合経済対策では、財務省VS自民党の攻防の末、一般会計で25兆円が、一夜にして4兆円上乗せの29兆円になった。山際前経済再生相の更迭が後手になるなど自民党と岸田官邸がギクシャクする中で、岸田...
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頼みの総合経済対策も非難ごうごう 迷走岸田内閣“政権末期のような惨状”
もはや政権担当能力を完全に失っている。統一教会(現・世界平和統一家庭連合)と自民党とのズブズブ関係が問題になって以降、内閣支持率はつるべ落とし。過去最低の水準に苦しむ岸田政権が、支持率浮揚の頼みの綱として繰り出した財政支出39兆円の...
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旧統一教会が新たに“名誉毀損”で提訴…「反社会的勢力の定義は困難」安倍政権時の閣議決定を持ち出し
27日、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)が新たに、日本テレビ放送網、ジャーナリストの有田芳生氏、TBSラジオ、紀藤正樹弁護士を提訴した。 同日放送の読売テレビの「情報ライブ ミヤネ屋」でも教会側の会見を速報。教会側は、...
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甘利明氏に内閣支持率激減の“元凶説” 山際氏留任を猛プッシュも辞任直前はドヤ顔で取材対応
「勝ちっぱなしはないでしょう、安倍さん」──。25日の野田元首相による安倍元首相への追悼演説を、この人はどんな思いで聞いたのか。本来なら8月の臨時国会で「遺族の意向」として、追悼演説を担うはずだった自民党の甘利前幹事長のことだ。 ...
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野田佳彦氏の安倍氏「追悼演説」に称賛と揶揄が入り交じる SNSで“入党”勧める自民支持者も
《いっちゃえ、自民党》 SNSなどでは「絶賛」する声が目立った。25日の衆院本会議で、安倍晋三元首相の「追悼演説」を行った立憲民主党の野田佳彦元首相に対してだ。 野田氏はこの日、首相在任中に安倍氏と行った党首討論に触れ...
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「政策協定」の底知れぬ闇 癒着の自民党政権に「調査」はできない
どこまでも続く、ズブズブの底なし沼──。自民党と統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との癒着に、また新たな事実が発覚した。それも教団が選挙を通じて政権政党の政策に影響を与えていた疑いが強まる動かぬ証拠だ。「うっかり集会に出たなどの接...
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岸田首相の旧統一教会「調査」は時間稼ぎと論点ずらし “安倍・細田隠し”で自民ニンマリ
岸田首相が17日、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)に対し、宗教法人法に基づく調査を行うよう永岡文科相に指示した。まずは専門家会議を25日に開き、「質問権」行使の基準をまとめるところから始めるというから、実際の調査はいつになるの...
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この円安は誰のせいだ 国賊を国賊と呼ぶのは当たり前
「自由」と「民主」を標榜する政党とは思えない決定だ。自民党の党紀委員会は12日、安倍元首相を「国賊」と表現したとされる村上誠一郎元行政改革相に対し、1年間の「党の役職停止」処分を全会一致で決めた。 村上は当選12回のベテラン。...
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岩田明子氏の目を通すと「安倍外交」の貧困が礼賛にすり替わってしまう不思議
誰よりも安倍晋三元首相から信頼──という以上に寵愛と言っていいほどの親密な関係を築いた元NHK政治部の岩田明子記者が「安倍晋三秘録」と題して「文芸春秋」に連載を始めたので、一体どんな秘話が出てくるのかと期待して読んだが、早くも11月...
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人材払底の自民党 岸田首相がダメで菅前首相が注目される世も末
悪い冗談としか思えない。菅前首相の存在感がじわりと増している。きっかけは先月27日の安倍元首相の国葬で「友人代表」として弔辞を読んだこと。首相在任中には原稿棒読みで「言葉が響かない」と批判された菅だが、この日は違った。 「本当...
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塚田穂高氏が語る 政治と宗教の関わり方「大票田は誤解。政策の浸透は甘く見てはいけない」
安倍元首相が凶弾に倒れて3カ月。反対の声が高まれど「国葬」は強行された。しかし、今もって旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)と自民党の癒着の全容は解明されない。ようやく召集された臨時国会で野党は追及を強めているが、反社会的集団との...
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「駄馬ばかり 本命不在の 安倍記念」(選者・如月)
▼いよいよ秋のGⅠシーズン。でも、ポスト安倍レースはいただけない。駄馬ばかりのレースだから面白みがないのだ ▼出走ゲートに入っているのは5頭。下村博文と萩生田光一は旧統一教会ウイルスに感染していて、とても走れる状態にはない。下村...
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菅義偉“カルトの祭典”での弔辞で見えたおぞましさ 共犯者による「勝利宣言」
本当におぞましいものを見た。安倍晋三の「国葬」における菅義偉の弔辞である。何度も指摘されている通り、安倍の葬式は7月12日に終わっている。国葬は葬式ではない。安倍の死を利用し、国費を投入したプロパガンダのための脱法イベントである。菅...
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「ゴメンナサイ、ムリ」菅さんの弔辞に、じつはあたしもそう思ってた
「だからゴメンナサイ、ムリ…。」(北丸雄二・ジャーナリスト、作家) これは9月30日の『東京新聞』、北丸雄二さんの『本音のコラム』の〆の言葉だ。 なんについて北丸さんが「ムリ」と述べているかというと、国葬での菅元首相の...
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立憲・野田佳彦元首相“自ら”自民党に利用され…安倍氏追悼演説を引き受ける「政治センス」
案の定、自民党に利用されることになりそうだ。 安倍元首相に対する国会での追悼演説について、自民党は、立憲民主党の野田佳彦元首相に打診することを決めたという。7日にも正式に要請し野田氏も喜んで応じるつもりだ。 ■「甘利演...
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今度は「安倍晋三記念紙幣」発行を求める文書が出回る…保守系や自民議員が発起賛同
「決め方に理がない。法がない。基準がない」「分断、混乱を繰り返すべきではない」 5日に衆院本会議で始まった岸田文雄首相の所信表明演説に対する代表質問。立憲民主党の泉健太代表は、9月27日に行われた安倍晋三元首相の「国葬」をめぐ...
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三重県議「国葬反対の8割が隣の大陸から」発言で物議 ソースは「高市早苗先生」と公表し大炎上
安倍晋三元首相の国葬を巡る発言で、物議を醸している三重県の自民党・小林貴虎県議(48)。小林県議は2日、ツイッターで「国葬反対のSNS発信の8割が隣の大陸からだったという分析が出ているという。今日の講演で伺った話。ソースは以前三重の...
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麻生太郎氏の発言に異論続出!《国葬に反対した若い人は日本人ではない?》
《さすがローゼン閣下。俺たちの気持ちを代弁してる!》、《ズバリ言ってくれた》 「称賛」の声以上にSNSでじわじわ広がっているのが、自民党の麻生太郎副総裁(82)の発言に対する批判的な見方だ。 コトの発端は麻生氏が2日に福...
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猪木氏“闘魂外交”再注目で際立つ「アベ外交」の無策…北朝鮮の独自ルートを元首相バッサリ
政治人生も「燃える闘魂」だったようだ。1日に亡くなった元プロレスラーのアントニオ猪木氏(享年79)が、参議院議員時代に残した外交成果に注目が集まっている。 SNSで称賛されているのが、1990年のイラクによるクウェート侵攻に...
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菅前首相の“絶賛弔辞”コピペ疑惑で赤っ恥 「前提すっ飛ばしなら一種の剽窃」と識者バッサリ
安倍元首相の「国葬」強行から1週間。友人代表として参列した菅前首相の弔辞がいまだに話題を集めている。なぜか? 流用疑惑が浮上し、大炎上しているからだ。元ネタは、あろうことか故人が指南役の逝去にあたって寄せた追悼メッセージ。第2次安倍...
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菅前首相の弔辞“使い回し疑惑”報道で大騒ぎ!SNSでは「山縣有朋」がトレンドワード入り
《感動した》《心のこもった言葉に涙があふれた》 安倍晋三元首相の国葬で友人代表として読んだ弔辞がテレビのワイドショーなどで絶賛された菅義偉前首相(73)。ところが、その感動的な弔辞の「使い回し」疑惑が浮上し、ネット上で大騒ぎと...
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安倍派は「塩谷派」に衣替えも求心力なし…最大派閥は分裂含み、首相は“岸田降ろし”警戒
派閥会長の安倍元首相が突然、銃弾に倒れ、当面は「安倍派」のままで活動することになった清和政策研究会。「国葬」後に新体制を整えることになっていたが、97人を擁する党内最大派閥の行方は自民党内の権力構造を大きく変える可能性がある。 ...
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岸田首相の「国葬」の在り方“事後検証”発言に… 《はい!炎上決定》などとツッコミ殺到
27日に行われた安倍晋三元首相の「国葬」について、岸田文雄首相は29日に検証をすると述べた。「幅広い有識者の方々から意見をうかがい、国葬について論点と意見を整理する」し、今後のために国民の幅広い理解が得られる「国葬」の在り方の検証を...
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「後継不在の安倍家」は断絶やむなし…衆院山口新区割りで“岸家維持”の舵切りか
安倍元首相の国葬が終わり、次なる注目は2つの後継人事。安倍派は29日の幹事会と総会で派閥の今後について話し合われたようだが、問題は選挙区だ。衆院山口4区の補欠選挙は来年4月に実施される方向だが、後継者が決まらず、宙に浮いている。 ...
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国葬でわかった自民党の限界 安倍政治を否定できない岸田内閣
いやはや、予想通りと言えばいいのか。 27日、東京・千代田区の日本武道館で強行された安倍晋三元首相の国葬のテレビ中継を見ていて、正直、日本人であることを恥ずかしいと感じた国民も少なからずいただろう。 国全体が悲しみに...