安倍晋三
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高市早苗氏が抱えるジレンマ…必ず突っ込まれる「首相でも靖国参拝するのか」にどう答えるのか
来週22日告示(10月4日投開票)の自民党総裁選への立候補を決めている5人のうち、姿を見せず“沈黙”を続けている高市早苗前経済安保相(64)。17日は国会内で陣営の打ち合わせに臨んだが、それ以外は部屋にこもって政策作りと支持を呼びか...
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「中央銀行に人事介入」トランプ大統領の手法は安倍元首相の真似事
米国のトランプ大統領がいよいよ、中央銀行「FRB」の人事に介入した。これは単に米国内の問題にとどまらず、世界経済の根幹を揺るがしかねない危険な動きである。注目すべきは、このトランプのやり方が、かつて日本の安倍政権が取った手法をそっく...
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自民党の内ゲバに国民ドッチラケ…外国人政策見直し求める反石破デモ参加者が叫ぶ「移民みたいな政策」は故・安倍首相が推進
自民党は2日にも参院選の総括を取りまとめ、石破茂首相(68)に事実上の退任を求める総裁選前倒しの是非を問う党内手続きをスタートさせる。臨時の総裁選の実施には、295人の国会議員と都道府県連の代表者47人の総数の過半数(172人)の賛...
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危険な独裁者の共通項…トランプ「解任人事」と安倍政治
FRBのクック理事解任を巡って大騒動になっている米国だが、トランプ流を見ていると改めて、思い出すのが安倍政治だ。NHKの会長を操るために、理事の人事から工作し、仕上げは検事総長の定年延長まで画策。2人はウマが合ったらしいが、その理由...
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石破首相は、安倍教信者には「異次元の歴史観」で対置すべき
石破茂首相は、自分の言葉で紡いだ「戦後80年談話」を出すことに執着していて、その中身と発表のタイミングを探っているという。これはなかなか微妙な問題で、ご承知のように10年前の「70年談話」では時の安倍晋三首相が、50年村山富市談話、...
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(3)統一教会信者もハマる安倍元首相銃撃「スナイパー説」
3年前に安倍晋三元首相を銃撃した山上徹也被告の初公判が、10月に奈良地裁で行われる。この事件をめぐっては、発生直後からネット上で「実際には山上ではなく、別の人物による狙撃ではないか」とする陰謀論が出回った。いわゆる「スナイパー説」だ...
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「森友文書」3回目開示 雅子さんが財務省前で取材に応じた深いワケ…文書には「情報隠し」の記述
お盆休みに入った13日の昼下がり。都心の官庁街、霞ヶ関も普段より人影が少ないが、財務省の正面は報道陣でごった返していた。森友事件を巡る情報開示を待ち構えているのだ。 森友学園への国有地巨額値引きに端を発した財務省の公文書改ざ...
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石破首相は何を打ち出す?「戦後80年メッセージ」への強い思いと、その中身のヒント
石破茂首相(68)は果たして何を言うのだろうか。 813日朝に放送された情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)が取り上げたテーマの一つが、戦後80年の節目を受けた首相談話の発表についてだった。 首相談話...
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平和記念式典での石破首相スピーチの評判がすこぶるいいが…原稿を下書きしたのはAIだった?
終戦から80年の節目の年。石破首相が6日、広島平和記念式典で行ったスピーチの評判がすこぶるいい。 「石破さんは、2年前に広島平和記念資料館を訪れた際に見聞きしたことを交え、自分の言葉で率直に語っていて好感が持てました」 ...
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安倍昭恵さんがNHK番組で語った…森友問題「いつか自分で調べたい」にそこはかとなく漂う他人事感
「いつやるか? 今でしょ!」 予備校講師でタレントの林修氏(59)の決めゼリフではないが、多くの国民はそう思ったに違いない。故・安倍晋三元首相の妻の昭恵さん(63)が3日夜に放送された「NHKスペシャル 未完のバトン 総理の妻...
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参院選でキーマンを直撃 12年越し「答え合わせの夏」
参院選が終わった。今回も各地を取材したのだが、山口選挙区(改選数1)では2日間にわたり、ある候補者の動向を追った。その人物は自民党の北村経夫参院議員。北村氏は産経新聞の政治部長などを歴任した後、2013年の参院選に比例代表で出馬し、...
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あれから3年…安倍元首相銃撃事件とメディアの敗北
7月8日、安倍晋三元首相銃撃事件から3年を迎えた。あの日も参院選の最中だった。事件の背景には、政界と統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の癒着があった。この間、最も緊密だった自民党は関係を断絶。いまや教団と関わるのはNHK党ぐらいで...
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トランプ関税交渉が暗礁に…石破の無策も酷いが、自民から上がる「安倍だったら」も幻想だ
赤沢関税交渉の舞台裏を見ていくと、完全にすれ違いだったことがよくわかる。参院選の最中の「振り出し通告」に自民党内からもさまざまな雑音、悲鳴が聞こえてくるが、安倍なら国を売っただけ。もはや右往左往するしかない場当たり政権の限界と今後。...
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このまま参院選惨敗なら内部崩壊…苦戦を参政党のせいにする自民党の落日
結局、自民党の支持基盤というのは、カルトのような極右や統一教会、利権のグルということなのだろう。統一教会が離れ、政治とカネで動けず、学会もじり貧の中、参政党みたいなのが出てくれば万事休す。マトモな有権者には相手にされなくなった政党の...
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財務省が森友文書2回目の開示…俊夫さん手書きの「AKAGI NOTE」には夫が苦悩する姿が
財務省にガサ入れだ!ガサ入れといえば段ボール箱が欠かせない。 11日、空の段ボールを抱えて赤木雅子さんが代理人の生越照幸弁護士とともに財務省へ乗り込んだ。夫の俊夫さんは森友学園との土地取引を巡る公文書の改ざんを苦に命を絶った...
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安倍昭恵氏のロシア・プーチン大統領「電撃訪問」は“似たもの夫婦”ならではの暴走なのか?
日本政府や外務省はどこまで把握していたのか。日本の対ロシア外交はどこに向かおうとしているのか。 欧州各国の政府内ではこんな声が出るなど、今も波紋が広がっているという。故・安倍晋三元首相の妻・昭恵氏(62)がウクライナに侵攻し...
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「備蓄米」放出はアベノマスクと同じ運命をたどる? 発案者も政治手法も一緒の不気味
就任間もない小泉進次郎農相が“店頭価格5キロ2000円台”の政府備蓄米の大量放出を発表したのは5月26日。農協を抵抗勢力に仕立て上げ、コメ価格高騰に果敢に挑む小泉の勇姿に国民世論は一瞬にして舞い上がった。 「郵政や道路公団民営...
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プーチン大統領×昭恵さん電撃会談の波紋…異例の厚遇と巨大な花束に込められた意味
ただの“お騒がせ”で済むのだろうか。 ロシア大統領府が29日、プーチン大統領が安倍元首相の昭恵夫人とモスクワのクレムリンで面会したと発表。ウクライナ侵略を進める当事者と“元ファーストレディー”の突然の会談は、国内のみならず国...
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政府が随意契約で放出の「古古米」「古古古米」を食べ比べ…進次郎農相パフォーマンスに潜む危うさ
農林水産省は30日、随意契約による政府備蓄米の売り渡しについて、中小の小売業者やコメ販売店を対象にした申請の受け付けを始めた。 売り渡されるコメは2021年産の「古古古米」と呼ばれる8万トン。 衆院農林水産委員会で、...
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旧安倍派「裏金問題」の参考人招致に下村博文氏が気力たっぷり!都議会自民党が戦々恐々のワケ
果たして、真相究明は進むのか。 自民党の裏金事件を巡り、衆院予算委員会が23日、旧安倍派幹部の下村博文元文科相の参考人招致を野党や公明党の賛成多数で議決。自民は反対したが、浪人中の下村は応じる意向で、27日に実施される見通し...
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森友文書の一部欠落で財務省が回答…公表された概要リストに「安倍昭恵」の名前
財務省が一番隠したかったのは、やっぱり昭恵さんを巡る文書だった。 森友学園への国有地巨額値引きに端を発した財務省の公文書改ざん事件で命を絶った赤木俊夫さん。その妻、雅子さんが財務省に求めた情報開示が裁判の末、4月に始まった。...
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自民・西田昌司議員「ひめゆりの塔」巡る暴言が飛び出した「憲法シンポジウム」主催者たちの正体
沖縄戦で犠牲になった女子生徒や教師を慰霊する「ひめゆりの塔」を巡る暴言で、自民党の西田昌司参院議員(66)が猛批判を浴びている。 展示内容について「ひどい」「歴史の書き換え」などと発言したが、西田議員が指摘した展示内容は過去...
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自民を除く主要政党が「消費税減税」で完全一致なのに…早期実現を阻む安倍元首相の“大罪”
参院選を控え、国会は減税一色だ。立憲民主党が「食料品0%」を打ち出し、オール野党が減税方針。与党も公明党が「減税の実現」を参院選の重点政策に掲げ、自民党内では参院側を中心に減税論が広まっている。 執行部が慎重な自民を除き、主...
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掃除を諦めれば「ゴミ」はたまる…誰かがバカと戦わなければならない
劇作家の福田恆存は「言論は空しい」と言った(「言論の空しさ」)。 たしかに言論は空しい。バカにバカと言っても仕方がないし、デマ屋にデマ屋と言っても仕方がないし、杉田水脈に嘘つきと言っても仕方がない。それをトートロジー(同義語...
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予測不能トランプ大統領と故・安倍元首相のウマが合ったワケ…共通するのは「メディア介入」「官僚組織の破壊」「分断の政治」
不安と混乱を巻き起こしている米国の関税措置。国別に公表された「上乗せ関税」は90日間の発動一時停止が決まったとはいえ、世界の株、債券、為替ともに乱高下する状況は変わっておらず、先行きの見通しは不透明なままだ。 各国が対応に振...
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「日本の原発は北朝鮮の工作員9名で制圧できる」…生前の安倍晋三さんは言った
現神奈川県知事の黒岩祐治さんが知事になられたのは2011年の4月だ。出馬表明は3月16日。東日本大震災の直後だった。 黒岩さんとは彼がフジテレビのキャスターの頃から親しくさせていただいている。灘高から早大政経、大学時代は雄弁...
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今の日本は「バットマン」の悪役がのさばるゴッサム・シティか?
驚いた。 普段から二言目には「クソ!」「クソが!」「ゴミが!」と不快な発言を口癖にしている人が、大手食品メーカーのCMに登場したからだ。 いやこの人は普段から清潔感からも程遠く、しかも以前に、地方の餃子屋とトラブって...
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「トランプ関税」発動を招いた安倍外交「口約束」の重大責任 今さら野党に「国難協力」求める政府・自民のご都合主義
米政府は先週5日、メキシコとカナダを除くほぼすべての貿易相手国に対する一律10%の追加関税を発動。9日にはEU(欧州連合)や日本、中国など約60カ国を対象に上乗せ関税を課す。 世界経済が衝撃を受ける中、《これは経済革命であり...
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フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が
フジテレビ問題の第三者委員会は全394ページに及ぶ調査報告書で「フジの天皇」と政治権力の近さにも切り込んでいる。問題視したのはズバリ、安倍元首相の国葬だ。 2022年9月27日の国葬当日、フジは午前11時45分から午後3時4...
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信教の自由、宗教2世、自民党…統一教会への解散命令で考えなければならないこと
安倍元首相の銃撃事件に端を発して注目が集まった統一教会(現・世界平和統一家庭連合)をめぐる問題。文科省は2023年10月13日、東京地裁に教団への解散命令を請求した(宗教法人法81条)。それから1年5カ月後の3月25日、解散命令決定...