安倍晋三
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米ロINF条約破棄で現実味 日本が“新冷戦”の主戦場になる日
米国に続き、2日にロシアも離脱を表明した「INF(中距離核戦力)全廃条約」。正式失効は180日後だが、条約のタガが外れることで、米ロに中国を加えた大国の核ミサイル開発競争が一気に加速するのは間違いない。 「シンゾー、中距離ミサ...
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年金運用で過去最大損失 GPIFで14.8兆円が溶かされていた
どう落とし前をつけるつもりなのか。 公的年金を運用する「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)」が1日、2018年10~12月期の運用実績を公表。なんと14兆8039億円の赤字だった。利回りはマイナス9.06%。7兆88...
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安倍首相がメガネでイメチェン? リベラルの父親そっくり
安倍首相のメガネが話題になっている。安倍首相は30日、衆院本会議での各党の代表質問に“黒縁メガネ”をかけて答弁したが、これが父親の故安倍晋太郎元外相にソックリだというのだ。 晋太郎氏は安倍首相とは正反対のリベラル派として知ら...
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プーチン激怒 安倍演説「打倒ロシア」号令短歌を引用の愚
どうして、このタイミングで、この短歌なのか。安倍首相が施政方針演説で引用した短歌が、問題になり始めている。短歌は日露戦争中、明治天皇が国民に勇気ある戦いを呼びかけたものだ。しかし、日露戦争は日本にとっては栄光の歴史でも、ロシアにとっ...
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辺野古強行は“クーデター” 安倍首相を内乱罪で追加告発
元参院議員の平野貞夫氏らは、昨年9月に安倍晋三首相を憲法破壊行為の内乱予備罪で告発したが、28日、「内乱罪を既遂した首謀者」として、安倍首相を最高検察庁に追加告発したことを、29日明らかにした。安倍首相が沖縄県の辺野古米軍新基地建設...
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首相演説「沖縄に寄り添う」消え…辺野古新工事を強行着手
通常国会が28日召集され、安倍首相が衆参両院の本会議で施政方針演説を行った。昨年1月の施政方針演説、10月の所信表明演説と大きく変わったのが、沖縄県の辺野古新基地建設をめぐるくだりだ。 形だけとはいえ昨年1月と10月の演説に...
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日ロ交渉ご破算で…プーチンの“安倍パッシング”が始まる
安倍首相の外遊詰め込みで先延ばしにされた通常国会は28日、ようやく召集された。「戦後外交の総決算」を掲げる安倍首相は、日ロ平和条約締結交渉を前進させると意気込み、25回目の首脳会談に臨んだものの、手ぶらで帰国。「外交交渉」を口実に詳...
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安倍首相また公私混同 ダボスで昭恵夫人の日本酒を大宣伝
「世界平和を祈りながら飲んで」――。安倍首相がダボス会議で、昭恵夫人が手掛けた日本酒を大宣伝だ。 現地時間23日夜、ダボス会議に合わせてスイス・ダボスで開かれた日本の食文化紹介イベント「ジャパン・ナイト」。その場で、安倍首相が...
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露メディアには皮肉られ…日ロ首脳会談の空虚で危険な中身
〈平和条約交渉 本格化へ〉〈日露、平和条約前進を確認〉〈平和条約交渉「さらに前進」〉――。 25回目の日ロ首脳会談を受けて安倍官邸寄りの大手紙はこんな見出しを打ち、交渉が進捗したかのように報じたが、現実は真逆だ。北方領土の一部...
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北方領土問題には触れず 日ロ首脳会談はやはり“中身ゼロ”
「大山鳴動してネズミ一匹」にもならない。一体何のための首脳会談だったのか。22日夜にモスクワのクレムリン(ロシア大統領府)で会談した安倍首相とプーチン大統領。会談後の共同記者発表の内容に注目が集まったものの、焦点の北方4島の領土問題や...
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“第2のサンゴ虚報事件”で思い出す安倍首相の朝日新聞批判
例のホラ吹きが、また大ボラを吹いた。NHKの「日曜討論」(6日放送)で、安倍晋三は名護市辺野古の埋め立てについて「土砂投入に当たって、あそこのサンゴは移している」と発言。キャスターがその場で真偽を確かめなかったのは、64歳にもなる男...
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首相の姓を? 永田町に飛び交う新年号に「安」採用プラン
「平成」に代わる新元号の発表は4月1日だ。通算248番目の新元号は何になるのか。国民的な関心が高まる中、永田町では「新元号に〈安〉の字が採用されるのではないか」との臆測が広がっている。 「元号選定はいくつかのプロセスを経ますが、...
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安倍首相の「フェイク発言」を追及しない本土のマスコミ
沖縄県民が米軍基地の辺野古での建設に反対の理由の一つが、サンゴなどの自然環境破壊の懸念である。従って政府要人が環境保護について、どのように考えているかは非常に重要なことだ。 安倍首相は今年初回のNHK日曜討論(6日)で、こう...
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前のめり安倍首相に露が食わす「条文作成」の毒まんじゅう
22日の「安倍―プーチン会談」に向けての日ロ外相会談(14日)は史上最悪の“露払い”だった。ラブロフ外相から「北方領土と呼ぶな」とまで言われてしまった。これまで安倍首相は24回もプーチン大統領と会談してきたが、その結果がこれだ。日ロ...
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統計調査不正を逆利用 安倍首相がもくろむ政権浮揚プラン
毎月勤労統計問題で大炎上している厚労省。 15年以上も不正を続けてきた実態が明らかになり、国民はカンカンになっているが、不祥事だらけの安倍政権にとっては「もっけの幸い」かもしれない。 雇用保険や労災保険などの過少給付...
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自公3分の2圧勝シナリオ 1.28通常国会“冒頭解散説”急浮上
今月28日に召集される通常国会の冒頭で安倍首相が衆院を解散するのではないか――。そんな臆測が急浮上している。野党はバラバラで選挙の準備など何もできていない。一気呵成で選挙戦に突入した場合、与党の圧勝は確実だからだ。 このとこ...
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仏当局捜査“飛び火”か 五輪裏金疑惑で日本政界が戦々恐々
2020年東京五輪招致に関わる裏金疑惑を巡って、仏司法当局が日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長の捜査を開始。竹田会長が15日に会見し「違法性はない」と主張したが、“言い訳”は通りそうにない。 13年9月の招致決定...
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アベノミクスの成果もデッチアゲ 嘘しかつかない安倍政権
〈活かせ統計、未来の指針。〉――。昨年6月に総務省が公表した「統計の日」の標語の特選作品。1万件弱の応募作品から選ばれた出品者の群馬・藤岡市の統計調査員は今ごろ、憤怒の念に駆られているに違いない。 賃金や労働時間の動向を調べて...
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辺野古“既成事実化”急ぐ安倍政権 もう新区画埋め立て方針
先月14日の土砂強行投入から1カ月。沖縄県の米軍普天間基地の辺野古移設で、安倍政権は3月にも新たな区域の埋め立てに着手する方針を固めた。今月中にも沖縄県に工事開始時期を通知するという。 埋め立ての新区画は、現在土砂を投入して...
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戦前回帰する安倍政権に警鐘 市原悦子氏と梅原猛氏の遺言
ドラマ「家政婦は見た!」などに出演した女優・市原悦子氏(享年82)と、哲学者・梅原猛氏(同93)が共に12日、死去した。 2人とも先の戦争を間近で見てきた当事者で、生前は要所で「反戦」「反原発」のメッセージを発信。戦前回帰す...
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裏交渉も暴露され…ロシア人も哀れむ安倍政権“土下座”外交
「平和条約問題に関する協議を開始する」――。ロシアのラブロフ外相がこう宣言し、14日河野外相との間で、北方領土問題を含めた平和条約締結交渉の協議がスタートした。 ラブロフ外相は冒頭から「合意を歪曲したり一方的な発言をしない」と...
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野党集結なんて簡単だ 安倍政権打倒と反原発という大義
「頭の片隅にもない」――。これは最近、安倍首相が今夏の衆参ダブル選を否定する時の常套句だ。7日に時事通信社の新年互礼会で挨拶した際には、こう付け加えた。 「頭の片隅にもない。この6年間、ずっと私は同じことを言っているわけです」 ...
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厚労省「毎月勤労統計」デタラメ調査は安倍首相への忖度か
厚労省が15年前から「毎月勤労統計」のデタラメ調査を行っていた問題。賃金などが低めに出たため、約2000万人に雇用保険など総額530億円も少なく支給されていた。加えて、意図的なデータ改ざんの疑惑が浮上。厚労省は昨年、調査結果を統計処...
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加計問題で安倍首相を守った柳瀬氏 東芝関連会社に天下り
バラ色の天下り人生の始まり――。「加計疑惑」で参考人招致された柳瀬唯夫元首相秘書官が天下りしていた。昨年7月に経済産業省の事務方ナンバー2である経済産業審議官を最後に同省を退官したが、12月に電機大手シャープと東芝が出資するパソコン...
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アンチではなく「知」が追い込んだ安倍寄り作家の新著騒動
年末の安倍晋三のツイートを見て飲みかけのみそ汁を噴き出した。巷で話題のトンデモ本、百田尚樹の「日本国紀」を紹介していたからだ。初版25万部の事故本を売りさばく作戦か? 昨年11月の刊行なのに、帯に「平成最後の年に送り出す」と...
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安倍首相“暴走発言”にロシア激怒…北方領土交渉打つ手なし
安倍首相のムキ出しの“やっている感”に、ロシアのプーチン政権が激怒だ。日本の駐ロ大使が、ロシア外務省に呼び出され、猛抗議を食らった。怒りの導火線は、北方領土交渉を巡る4日の安倍首相の年頭会見など。夏の参院選に向け、「交渉前進」で人気...
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居直りNHKに批判殺到 安倍首相「サンゴ移植」の嘘タレ流し
これで公共放送といえるのか――。 安倍首相は6日、NHK「日曜討論」で、辺野古基地移設工事で希少なサンゴや絶滅危惧種が死滅する恐れについて、「土砂投入に当たって、あそこのサンゴは移植している」「砂浜の絶滅危惧種は砂をさらって...
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“外交の安倍”赤っ恥 会見で質問取り違えメイ英首相がア然
“外交の安倍”がまた赤っ恥だ。訪英した安倍首相はメイ英首相との10日(現地時間)の共同記者会見で、質問を取り違えて唐突に捕鯨について話そうとし、メイをア然とさせた。米国留学、神戸製鋼所時代のNY勤務という華麗な経歴はどこへやら。 ...
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1ドル95円も 市場好感のFRB議長発言は円高地獄への入り口
目先の株高に胸をなで下ろすのは早い。日経平均株価は7日、再び2万円台を回復した。前週末の米国株大幅高を受けた形だ。米国の株高は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が金融政策に柔軟な姿勢を示したことが好感されたからだが、パウエ...
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経済財政諮問会議2人の新顔にちらつく“竹中平蔵人脈”
7日、政府が発表した経済財政諮問会議の新人事。8日で任期満了となる民間議員4人のうち2人に代わって、慶応大大学院の竹森俊平教授(62=国際経済学)と東大大学院の柳川範之教授(55=経済学)が新たに起用される。 驚きなのが、2...