「ラブホ密会」問題も何のその!小川晶前市長の超“人たらし”戦略 12日投開票の前橋市長選情勢
群馬県・前橋市長選の投開票日が、2日後の12日に迫っている。昨年9月、小川晶前市長(43)が既婚の男性職員と複数回ラブホテルで密会していたことが発覚。小川氏は男女関係を否定したものの、議会から追及され辞職に追い込まれた。出直し市長選には小川氏のほか、自民党が支援する弁護士の丸山彬氏(40)、共産推薦の元市議・店橋世津子氏(64)など、4新人が立候補。誰が当選するのか。記者が現地を歩き、情勢を探った。
◇ ◇ ◇
告示日の5日朝は凍てつくような寒さだった。記者はJR新前橋駅から徒歩20分の場所にある小川氏の選挙事務所へ、出陣式の取材に向かった。午前9時ごろ、事務所前には白のコートに身を包んだ小川氏の姿があった。支援者が来ると「あっ、おはようございます!」と白い息を吐きながら、ニコニコ顔でペコリとお辞儀。事務所には100人近い支援者と、30人ほどの報道陣が集まった。
出陣式で小川氏は「市民の皆さまにご心配とご迷惑をかけ、出直し選挙をやらなくてはいけない状況になってしまった。本当にすみませんでした」と、目をうるませながら話した。こうした様子を見た男性支援者からは「ガンバレよ! 晶!」と野太い声が飛んだ。小川氏はコアな男性ファンが多い“じじ殺し”とも称されており、確かに事務所には高齢男性の姿が多かった。一方で、女性スタッフも多く見られ、現場は和やかな雰囲気だった。
街に繰り出した小川氏は、市民との距離の近さを存分にアピール。同日夜のJR前橋駅前商店街での街頭演説では、聴衆と直接やりとりするフリートークを提案。集まった10人ほどの聴衆から投げかけられた質問に答えていた。
■ハグやグータッチを連発
この日は街中で出会った支持者に「あ、ありがとー!」と言いながら近寄り、ハグやグータッチをする場面が何度も見られた。徹底して市民とのコミュニケーションを重視する戦略には、陣営も手ごたえを感じている。
「小川は県議を4期務めた経験もあり、市長としても小中学校給食費無償化を実現するなど一定の評価を得ている。醜聞に対して厳しい意見もあるが、辞職後も地元回りを徹底したこともあり、いまでは擁護する声も少なくない。再選も十分に狙えるでしょう」(小川陣営関係者)


















