西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音
やはり、新旧エースの同時流出となりそうだ。
今オフ、ポスティングでのメジャー挑戦が確実視されている西武のエース、今井達也(27)。熱中症で苦しんだ夏場以降は勝ち星を伸ばせなかったものの、それでも10勝5敗。防御率1.92はリーグ4位、178奪三振は同2位の好成績を残した。
メジャーの評価も高く、菊池(エンゼルス)や吉田(レッドソックス)らを顧客に抱える、敏腕代理人のスコット・ボラス氏と契約を結んだという。
西武はかつてのエース、高橋光成もポスティングによる米球界挑戦は確実。奥村球団社長は4日、「高橋選手は国内FA権も取得したので、しっかり話し合いの場を持たなくてはいけない」とした上で、今井については「(メジャー挑戦の)話があれば、しっかり話をする」と続けた。
「今井のメジャー願望は球団内では周知の事実。今季も親しい関係者に『今オフは何が何でもメジャーに行く』と気炎を上げていた。球団も容認する方向だと聞いています」(球団OB)
今季、本紙のインタビューに応じた際、「活躍すればするほどメジャーが放っておかないのでは?」と質問すると、「どうなんでしょう」と笑いつつ、「興味があるかないかで言えば、ある」と言っていた。