巻頭特集
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国民は真っ平ゴメンだ 聞く耳を持たぬ安倍首相との心中
2019年度予算が27日、自民、公明両党などの賛成多数で可決、成立した。一般会計の総額は101兆4571億円で、7年連続で過去最大を更新。当初段階の100兆円超は初めてだ。 「消費税を引き上げ…
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「平成よかった」が7割超 安倍偽装政治に騙される人々
平成も残り1カ月余り。共同通信が平成の時代に関する郵送世論調査(3000人対象)を実施した結果、「どちらかといえば」を含め、73%が「良い時代」と評価したという。つくづくオメデタイ国民性だ。 …
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ウマが合う3人 安倍晋三、トランプ、金正恩の共通項
ロシア疑惑を蹴散らして、暴走に弾みがついたようだ。 米国のトランプ大統領が25日、イスラエルがシリアから奪った占領地のゴラン高原について、イスラエルの主権を正式に認める文書にサインをした一件…
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悪夢の平成、その次も悪夢の懸念 新元号で浮かれる刹那
いよいよ来週、新元号が発表される。平成も残り1カ月である。はたして平成とはどんな時代だったのか。まさに「失われた30年」だったのではないか。なにしろ、国力の落ち方はハンパじゃない。 平成元(…
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世界景気減速、波乱も山積 日本が消費増税をやる狂気
世界経済は“リーマン・ショック前夜”の様相だ。トランプ政権による大型減税などで好況を誇ってきた米国経済がガタつき、不況の前兆とされる長短金利の逆転現象が約11年半ぶりに発生している。引き金はFRB(…
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格差容認、中韓嫌い 安倍4選を支持する強固な3割の正体
まだ3割もいることにギョッとする。安倍首相の党総裁連続4選について、直近の世論調査ではさすがに反対が半数を超えたものの、賛成は3割前後に上る。朝日新聞が賛成27%、反対56%。産経新聞・FNNが賛成…
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無責任国家の象徴 「疑惑に蓋」で無理やり五輪の空疎
やはりJOC(日本オリンピック委員会)は感覚がズレている――。2020年東京五輪招致に伴う2億2000万円の賄賂疑惑。竹田恒和会長(71)が、仏当局から事情聴取された直後の今年1月の記者会見を質問に…
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日本人の賃金は「一人負け」 日経も報じた安倍政権の大嘘
19日の日経新聞が1面トップで取り上げた〈ニッポンの賃金(上)〉と題した記事は衝撃的な内容だった。 〈賃金水準、世界に劣後〉と大見出しを付け、欧州などの主要国と比べて日本の労働者の賃金が大きく…
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平成は大転落の時代 日本経済をダメにした戦犯首相は誰か
新元号の発表まで10日あまり。終わりつつある平成という時代を振り返った時に、この30年での国民生活の変わりよう、その疲弊には愕然としてしまう。 「24時間戦えますか」のキャッチフレーズに世のビ…
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“玉砕”なのにひた隠し 大本営発表と化した日銀の国民騙し
予想されたことだが、足元の景気が急速に悪化している。先週発表された経済指標は軒並み落ち込んでいた。 大企業の1~3月期の景況判断指数は、マイナス1.7と3四半期ぶりのマイナス。前回調査の10…
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望月イジメは氷山の一角 表には出てこない言論弾圧の陰湿
「不公正な記者会見のあり方を改め、記者弾圧をやめろ」――。14日夜、官邸前に600人が集まり、アピール文を採択した。東京新聞の望月衣塑子記者に対し、首相官邸が質問制限などの嫌がらせをしているのは「国民…
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朝から晩までピエール瀧 おかげで安倍隠蔽政権が6年安泰
「(宿の)部屋のテレビが朝からつけっぱなしだったので、聞き流しておりましたが、すごいですね。もう1時間近くピエール瀧の話だけしかしてません。この国のメディアもう気が狂っているみたいです」 14…
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国民は国会に唖然 労政ゴロツキ学者と官僚が居座る世も末
「隠蔽に手を貸したのも同然。これまでに扱った中で最低の報告書だ」 大マスコミは大きく報じなかったが、先週8日、東京都内の日本記者クラブで重要な会見があった。弁護士や大学教授ら9人で構成する「第…
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震災報道は1日だけ 次の日からは復興五輪PRの浅ましさ
2020年東京五輪の開幕まで500日――。12日のテレビは朝から五輪関連ニュースに明け暮れた。前日の3月11日は東日本大震災から8年で、新聞もテレビも被災地の“その後”や追悼セレモニー報道一色だった…
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安倍晋三と松井一郎 民意を愚弄する「選挙私物化」共通項
大阪がまたザワついている。大阪維新の会が政策の“一丁目一番地”に掲げる「大阪都構想」を巡り、総スカンに遭った松井一郎大阪府知事と吉村洋文大阪市長がダブル辞職。立場を入れ替えて立候補するクロス選が統一…
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犠牲は弱者 “景気暗転”むき出しになるアベノミクスの真実
景気動向指数の1月の基調判断について内閣府が先週7日、これまでの「足踏み」から「下方への局面変化」に引き下げた。この表現の使用は、消費増税の影響を受けた2014年以来。景気の現状を示す「一致指数」は…
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「私が向き合う」の仰々しさ 場当たり首相の北朝鮮利用
この6年間、まったく何もしてこなかったくせに、よくもヌケヌケと口にできたものだ。 先月27、28日に行われた2回目の「米朝会談」の後、拉致被害者家族と官邸で会った安倍首相が、「次は、私自身が…
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統計不正の安倍首相「ムキになって否定」はモリカケと同じ
「経済指標を良くしようという行為とは、全く、関わりがない」「まるで私たちがですね、統計をいじってアベノミクスを良くしようとしている、そんなことできるはずないじゃないですか。そんなことできるはずがないん…
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ゴーンの反撃と検察が狙う再逮捕 今後の攻防を徹底予測
■保釈されたゴーンに海外メディアは一刻も早い記者会見を促している 鋭い眼光にたぎる闘志は、変装でも隠せなかった。 5日東京地裁から保釈を認める決定が出された日産自動車前会長のカルロス…
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弁護士交代で流れ激変 ゴーンvs東京地検“第2R”の攻防
世界を唖然とさせた“ゴーン事件”は異例の展開をたどっている。東京地裁は6日、日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告の保釈を認めた。地裁の決定を不服とする東京地検が準抗告したが、退けられた。昨年11月…