巻頭特集
-
この政権は何でもやる 統計偽装は国家的犯罪の疑惑濃厚
「不景気も 統計一つで 好景気」 「合わぬなら 作ってしまえ 偽統計」 「成長率 どれだけ盛れるか 腕次第」 14日の衆院予算委員会で立憲民主会派の小川淳也議員が読み上げたのは、総…
-
メダルは国のためなのか 桜田暴言で露呈“醜悪五輪”の正体
安倍政権の本性がまたも浮き彫りになった。舌禍常連の桜田五輪相が袋叩きに遭っている。東京五輪で活躍が期待される競泳女子エースの池江璃花子選手の白血病公表を受け、「金メダル候補で、日本が本当に期待してい…
-
沖縄県民投票が象徴 この国の“形だけ”独立と民主主義
いよいよ、14日辺野古米軍新基地建設の賛否を問う沖縄県民投票が告示される。24日の投開票日には恐らく反対票が圧倒するだろうが、そうした投票結果を突きつけても、基地建設を阻止できる保証はない。埋め立て…
-
国の根幹が破綻 国民の悪夢は安倍政権が続いていること
「あの悪夢のような民主党政権の時代に戻すわけにはいかない」 10日の自民党大会。安倍首相が民主党政権をコキ下ろすのは毎度のことだが、「悪夢」呼ばわりまでとは、自民党員で埋め尽くされた会場からも…
-
キーマンはスットボケ 消えた給付金に安倍政権のア然対応
不毛な審議だった。ようやく国会に出てきた統計不正のキーマンは案の定、真相を語らず、謝罪もなし。15年にも及ぶ毎月勤労統計の不正で約567億円、2000万人以上の雇用保険や労災保険などが過少給付された…
-
麻生大臣以下“類は友を呼ぶ”上から目線 安倍内閣の共通項
この男は、死ぬまで治らない。また、麻生財務相がとんでもない暴言を吐き、批判を浴びている。 地元・福岡県で行った国政報告会で、少子高齢化について、こう言い放った。 「年を取ったヤツが悪い…
-
国民も呆れる異常国会 “さらし者”の「アベ友」無能大臣
もはや学級崩壊状態に等しい。これが、この国の唯一の立法機関であり、かつ国権の最高機関の姿とは情けない限りだ。 厚労省の毎月勤労統計調査の不正問題を巡り、国会では連日、野党の激しい追及が続いて…
-
アベノミクスの徹底検証が急務 幻想の中にいる国民の悲劇
ついに根本厚労相が白旗を揚げた。昨年1~11月の平均の実質賃金の伸び率がマイナスになったという野党の試算を、5日の衆院予算委員会で事実上認めたのである。 根本は「名目(賃金)を機械的に消費者…
-
大甘の茶番劇 大マスコミと自民党の「統計不正」追及
「統計不正国会」が連日、大紛糾している。4日からの衆院予算委員会の焦点も厚労省の毎月勤労統計を巡るインチキ調査問題だ。厚労省がアベノミクス偽装の片棒を担いだ疑いが極めて濃厚となる中、与野党ともにこの問…
-
安倍首相 キャッシュレス推進パフォーマンスの怪しい狙い
キャッシュレス化を推し進める政府の真の狙いがどこにあるのか、国民はとことん警戒してかかった方がいい。 10月に予定されている消費税率10%への引き上げに伴う景気対策として、「キャッシュレス…
-
上が腐れば下も腐る ゴマカシばかりの安倍政権はもう限界
「ウソ」と「隠蔽」の疑惑が膨らむばかりの「統計不正」問題。発端となった厚労省の毎月勤労統計の不正を受け、政府が56ある基幹統計をあらためて点検したところ、約4割の23統計に誤りが見つかり、うち22統計…
-
アベノミクスは完全破綻 問われる異次元緩和の落とし前
もう、この国は終わっているのかも知れない。改ざん、隠蔽、偽装と政権内に不正がはびこり、そのトップは息を吐くように平然と嘘をつく。何から何まで信じられない国に未来はない。 毎月勤労統計の不正に…
-
統計不正は何のため? 共犯疑惑の安倍内閣では解決不可能
この通常国会は、「統計不正国会」になりそうだ。30日から始まった代表質問でも、野党側から厚労省の統計不正問題について厳しい質問が飛んだ。 「毎月勤労統計」の不正調査が行われていた問題は、完全に…
-
インチキしても低成長 景気拡大“戦後最長”のアホらしさ
現在の景気拡大局面は、戦後最長を更新した――。29日は一日中、このニュースが流れていたが、国民は誰もがドッチラケだったのではないか。 政府は1月の月例経済報告で、国内景気は「緩やかに回復して…
-
統計不正でも反省ゼロ “冒頭演説”でまたアベノミクス自慢
第2次安倍政権発足以降、7回目の通常国会が28日、召集された。 安倍首相は「平成最後の施政方針演説を、ここに申し述べます」と口を開くと、「平成の、その先の時代」というフレーズを7回も繰り返し…
-
「統計不正」など朝飯前 バレなきゃ何でもやる安倍政権
厚労省による「毎月勤労統計」の不正問題は、もう底なしだ。 なにしろ、不正の実態を調査する特別監察委員会も不正をしていたのだから、ブラックジョークである。ヒアリングした人数は37人だったのに6…
-
底なし「統計不正」の深刻 消費増税はご破算が当たり前
怒りを通り越してあきれるしかない。毎月勤労統計(毎勤)の不正問題を巡り、安倍政権はきのう(25日)、厚労省の特別監察委員会による調査をやり直す方針を決めた。 24日の閉会中審査で、厚労省職員…
-
いつまでペテン政治を許すのか “野党再編”鍵は国民の怒り
国民民主党の玉木代表と自由党の小沢代表が24日会談し、合流を前提にした統一会派結成が決まった。小沢が以前から呼びかけていた「野党の大同団結」の一環で、野党第1党の立憲民主党が動かないので、まず国民と…
-
「統計不正」驚くべき幕引き 国民が知りたい景気の実相
官僚に全責任を押しつけ、トカゲのしっぽ切りでフタをする。安倍政権のいつものパターンだ。 厚労省の「毎月勤労統計」の不正問題で、特別監察委員会があっという間にお手盛り報告書をまとめたことを受け…
-
安倍政権支持率微増 「近隣叩き」という政治ゲーム
日本と韓国がもめていた、韓国海軍による自衛隊機への「火器管制レーダーの照射問題」は、結局、日本が一方的に「協議打ち切り」を宣言して幕引きとなった。 防衛省は21日、「最終見解」とする文書を公…