阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲

公開日: 更新日:

 阪神エースのメジャー移籍NO!

 才木浩人(26)が今オフ、ポスティングによるメジャー移籍を希望していることについて、竹内球団本部副本部長は10月31日、「ポスティングは認めないと先方の代理人に伝えている」と容認しない考えを明かした。

 須磨翔風高から2016年ドラフト3位で入団。高卒1年目から一軍デビューを果たした。右肘のトミー・ジョン手術を受け、22年に復帰。23年に8勝、24年に13勝、今季は12勝と着実に白星を積み重ねてきた。自分で移籍を選択できる海外FA権取得は早くても30年。5年も先である。さる球界関係者がこう言った。

「実働年数が3年と少ないことが球団の判断材料になったとみられます。藤川監督が現役時代、海外FA権を行使してメジャー挑戦したのが32歳と、全盛期を過ぎていた。だから、藤川監督は阪神の選手には、できるだけ若いうちに挑戦させてあげたい考えがあると聞きます。日本シリーズでソフトバンクに1勝4敗と完敗したからではないにせよ、藤川監督は才木の背中を押していたと言われていただけに、代理人まで決めていた才木サイドにとっては想定外の事態でしょう」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々