巻頭特集
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安倍以来モラルもヘチマもなくなった自民党 相次ぐ「政治とカネ」に庶民の怒り
4000万円もの裏金をプールしながら、逮捕は免れるとは、どういう了見なのか。政治資金パーティーの収入、計約4000万円分も政治資金収支報告書に過少記載した疑いで、東京地検特捜部から聴取されている自民…
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「後出しジャンケン」で「反撃能力」批判 国を滅ぼすのは自民党と大メディア
戦後77年にわたって築き上げた平和国家を担保する専守防衛をかなぐり捨て、米国と一緒に戦争ができる軍事国家へ──。敵基地攻撃能力の保有などを盛り込んだ国家安全保障戦略(NSS)など安保関連3文書が16…
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平和憲法はこれで死滅 専守防衛をかなぐり捨てた宏池会の面汚し
「2022年12月16日」の日付は、戦後日本が守り続けた「平和憲法が死滅した日」として、歴史に刻まれるに違いない。岸田政権が16日夕方の臨時閣議で、外交・防衛政策の基本方針「国家安全保障戦略」など安保…
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首相発言はなんだったのか やっぱり所得増税に国民の怒り
やっぱり「所得税増税」を強行するのか。国民をバカにするのも、いい加減にしたらどうだ。 岸田内閣が推し進めている「軍拡増税」。自民党と公明党の税制調査会は、15日、1兆円の財源を確保するために…
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密室で決められた国防の大転換 財源問題にすり替えるな
「決定が拙速すぎる」 「増税は唐突だ」 ここ2、3日の新聞・テレビでは、自民党本部で開かれている党税制調査会の様子が大きく報じられている。岸田首相が表明した防衛費倍増の財源を巡って、党内…
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密室で決まった国防の大転換 増税派も反増税派も同じ穴のムジナだ
岸田首相が躍起になって推し進める防衛費増額の財源をまかなうための増税策をめぐり、自民党内がゴタゴタしているが、茶番狂言だ。対立しているように見える連中はその実、国民の騙し方でモメているだけ。戦後の日…
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戦争プロパガンダに洗脳されている国民 敵基地攻撃に賛成5割強の摩訶不思議
異例の土曜日まで使ったやっつけ審議でさっさと臨時国会を閉じた途端、増税の話が一気に進んでいる。 12日、政府・与党は防衛費増額のための財源について、法人税で必要額の7割程度を確保するほか、た…
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やり方決め方すべてが姑息 国と国民を守りたいなら岸田首相よ、辞めてくれ
「それは、血を吐きながら続ける悲しいマラソンですよ」──。今年、放送55周年を迎えた日本特撮の金字塔、「ウルトラセブン」の主人公・モロボシ・ダンのセリフだ。 第26話「超兵器R1号」で「侵略者…
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ドンブリ勘定、根回し不足 防衛費倍増で泥舟政権は大混乱
前代未聞の事態だ。首相が決定した「1兆円大増税」に対して自民党議員が一斉に「ノー」の声を上げている。これは簡単に収まらないのではないか。 岸田内閣は、防衛費を段階的に増やし、2027年度には…
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敵基地攻撃には膨大なカネ 「5年後に1兆円増税」で済むわけがない
戦後の日本が築き上げてきた平和国家の支柱である専守防衛はなし崩し。政権維持の「危険水域」にどっぷり漬かっている岸田首相が、来週にも閣議決定する安全保障関連3文書の改定を錦の御旗に大軍拡への道をずんず…
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防衛費倍増のドンブリ勘定と増税先送りの国民だまし さながら“大本営発表”の大メディア
戦後の日本が堅持してきた「専守防衛の原則」を大転換するどころか、大きく逸脱する動きが顕著になってきた。 これまでGDP(国内総生産)比約1%で推移してきた防衛費について、2027年度に2%へ…
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防衛費倍増でいずれ消費大増税 「抑止力」で国が亡びる「令和の喜劇」
初のベスト8進出がかなうかと日本中がサッカーのカタール・ワールドカップに熱狂した裏で、岸田首相は「専守防衛」を旨とする戦後日本の防衛政策の大転換を進めている。 サッカー日本代表は決勝トーナメ…
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救済新法で幕引きのつもり? 統一教会と自民党の歴史的総括が必要だ
臨時国会の会期末が5日後に迫る中、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の被害者救済に向けた新法案が6日、衆院本会議で審議入りする予定だ。岸田首相も出席して法案の趣旨説明と質疑を行い、消費者問題特別…
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防衛費倍増で敵基地攻撃 岸田首相は米国と安倍派の走狗同然
岸田首相が、なりふり構わず軍拡路線を突き進んでいる。 2日、自民党と公明党が「敵基地攻撃能力」の保有について合意。国家安全保障戦略など政府が年内に改定する安保関連3文書に明記されることになっ…
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なぜ支持率3割政権が勝手に決めるのか 防衛費倍増、敵基地攻撃を巡るデタラメ
「敵基地攻撃能力(反撃能力)保有」の既成事実化がドンドン進んでいる。11月30日も<トマホーク最大500発購入>と読売新聞が1面トップの大見出しで報じていた。反撃の手段として想定する国産ミサイルの改良…
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喉元過ぎればアッケラカン 姑息な原発延長を許す国民も問題だ
国民が望む政策には腰が重いが、世論の反対が強い政策を決めるのはやたらと早い。第2次安倍政権以降、嫌というほど見せつけられてきたとはいえ、今度ばかりは正気の沙汰とは思えない。ウクライナ危機に乗じて岸田…
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どうやら4人目も同じパターン これほど学習しない総理がかつていたか
岸田内閣には「疑惑の見本市」が何人いるのか。もはや4人目の大臣更迭は確実なのではないか。臨時国会の冒頭から「政治とカネ」の問題を追及されてきた秋葉復興相に、新たな疑惑が次々に浮上している。 …
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大がかりな悪事の裏に何がある? 国民の関心は電通と政界の黒い癒着だ
汚れた五輪の利権構造は底なしだ。東京五輪のテスト大会に関する入札で談合があったとして、東京地検特捜部と公正取引委員会が独占禁止法違反(不当な取引制限)の疑いで強制捜査に乗り出した。 家宅捜索…
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敵基地攻撃だけは着々 看過できない「泥舟政権」の憲法破壊
この国をどうするつもりなのか。一気にキナ臭くなってきた。 自民党と公明党が25日、実務者会合を開き、自衛のために敵のミサイル基地を叩く「敵基地攻撃能力」の保有について議論を開始した。これまで…
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今や岸田内閣は疑惑の巣窟 こんな政権が戦争大増税を企む悪辣
増税。増税。増税──。年末の風物詩とはいえ、気分がめいってくる。来年度の予算編成に向けて活発化している政府や与党の税制改正論議だが、少子化国家のカネなし知恵ナシ政権は、何をするにも国民負担増に頼ろう…