巻頭特集
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会議や組織乱立 岸田首相の「やっているふり」は迷惑千万
150日間の通常国会が15日に閉会し、来月10日投開票の参院選に向けて政界は選挙モード一色だ。政権選択選挙ではない参院選は、時の政権に対する「中間評価」の意味合いが強いと言われる。 だが、政…
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生活苦はロシアのせいか? この国の首相と日銀総裁はイカれている
庶民を苦しめている物価高に対する岸田首相の認識にはア然だ。来週22日公示の参院選(7月10日投開票)に向け、16日、自民党本部で開いた全国幹事長会議の場で、「ロシアのウクライナ侵攻により、世界規模の…
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安倍自民党の悪辣な仕掛け 世にもふざけた年金減額に庶民は決起を!
急激な物価高騰に苦しむ庶民の暮らしは置き去り。物価対策はロクに打たれないまま、通常国会が15日、閉会した。22日に公示される参院選(7月10日投開票)に向け、与野党ともに事実上の選挙戦に突入したが、…
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このままで岸・黒恐慌 岸田首相よ、この相場で投資を勧めるのか
13日、対ドル相場で一時1ドル=135円台前半となり、バブル崩壊後の金融危機が深刻化して市場が「日本売り」の様相を呈していた1998年以来の水準にまで急落した外国為替市場。同日開かれた参院決算委で、…
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コケにされた通貨当局 世界の食い物にされている日本市場
円の急落に歯止めがかからない。13日円相場は、とうとう1ドル=135円まで下落。心理的な節目とされた135円をあっさり突破してしまった。135円台は、日本が金融危機に陥った1998年以来、実に24年…
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自民党を勝たせたら万事休す 防衛費倍増は「亡国」への道
これぞ火事場ドロボーだ。ウクライナ戦争を奇貨とばかりに、岸田首相が「防衛費の相当な増額」に向けて前のめりで動き回っている。 12日までシンガポールで開催されていた「アジア安全保障会議(シャン…
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不信任案で「野党分裂」 大メディアのトンチンカン報道
予想通り、内閣不信任案も、衆院議長不信任案も、あっさり否決されてしまった。 それにしても異様だったのが、大手メディアの報道ぶりだ。<内閣不信任 割れた野党><立民 際立った「孤立感」><「切…
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庶民は見殺し 岸田政権が続く限り「物価高はまだ序の口」
「円安ならびに資源高・物価高に無為無策」 「アベノミクスの残滓ともいえる異次元の金融緩和をいまだに見直さないという愚策」 「コロナで苦境に立つ国民が多い中、『岸田インフレ』は亡国の道」 …
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全ての病根は自民党 野蛮な国のハレンチ政治とハレンチ議長
立憲民主党が8日提出した、岸田内閣に対する不信任決議案と、「週刊文春」でセクハラ疑惑が報じられた細田博之衆院議長への不信任決議案は9日午後の衆院本会議でそれぞれ採決が行われる。 岸田内閣に対…
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自民に勝たせたら万事休す 日銀・黒田大放言に庶民は鉄槌を
「家計の値上げ許容度も高まっている」──日銀の黒田総裁が大放言の釈明に追われている。6日、都内の講演で放った浮世離れ発言にネット上などで批判が集中。7日の参院財政金融委員会で「必ずしも適切な言い方でな…
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目に余る「嘘も方便」の国会答弁 岸田首相は安倍元首相と同じだ
7日閣議決定の「骨太の方針」。岸田首相がバイデン米大統領に“口約束”した防衛費の「相当な増額」をめぐり自民党内で激しい攻防が繰り広げられた。 自民党は4月にまとめた提言で「GDP比2%以上、…
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シンガポールでもNATOでも 岸田首相「軍事大国」国際公約
岸田首相が「国際公約」行脚だ。10日にシンガポールで開くアジア安全保障会議(シャングリラ会合)に参加。基調講演を行う。米欧やアジア各国の国防相らが集まる場で、日本の防衛力の抜本的強化を打ち出す。 …
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アベノミクス批判にブチ切れ 何様なのだ安倍晋三元首相
いったいこの男は、何様なのか。3日の朝日新聞を読んだ読者は、さすがに、怒り、呆れ返ったに違いない。安倍晋三元首相のふざけ切った態度が詳細に書かれていたからだ。 <安倍氏「アベノミクスをなんだと…
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まじめな庶民はやってられない 給付金詐欺が跋扈するのは理由がある
まさに唖然呆然。「世も末」とはこのことだろう。新型コロナウイルス対策をめぐる国の「持続化給付金」を詐取したとして、2日までに東京国税局職員の塚本晃平容疑者(24)ら男女7人が詐欺の疑いで警視庁に逮捕…
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「一億総投資」は日銀の尻拭いか 岸田政権の魂胆は?
ア然を通り越して怒りすら覚える。 来週の閣議決定に向け原案が明らかになった岸田首相肝いりの「新しい資本主義」と、それを盛り込んだ経済財政運営の基本指針「骨太の方針」のことだ。「新しい」とうた…
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“やりすぎ”沈没船報道が覆い隠す岸田政治のデタラメ
1日早朝から北海道・知床半島沖で沈没した観光船「KAZU 1」が網走港に陸揚げされ、乗員・乗客の家族らが献花する機会が設けられる。その様子を大メディアは実況中継して大騒ぎだ。 乗員乗客計26…
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岸田首相には「黄金の3年間」 庶民には「悪夢の3年間」
「規模が小さくて遅すぎます! 私たちは21兆円の補正予算案を提示しています。既存の予算案を見直し、早々に組み替えをしていただきたい」 2022年度補正予算案をめぐり、30日の参院予算委員会で立…
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庶民はよく考えた方がいい 大増税の「軍事大国」を目指すのか
あれよ、あれよ、という間に既成事実化が進んでいる。 29日のNHK「日曜討論」は、岸田首相がバイデン米大統領に防衛費の「相当な増額」を口約束したことについて、与野党の安全保障政策責任者が議論…
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どんどん攻め込まれているウクライナ「バイデンの戦争」にも大きな誤算
ロシアの侵攻が続くウクライナの現状は、本当のところどうなのか。 東部ルガンスク州の攻防は、ロシア軍が圧倒的に有利な戦況にあるようだ。ガイダイ州知事は25日、「州の95%がロシアに制圧された」…
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4月以降物価急騰 今必要なのは軍事費倍増ではなく大型減税
26日から、補正予算案の本格審議がスタートした。岸田内閣が補正予算案を提出したのは、“インフレ対策”のためだ。 しかし、この予算案で、インフレ対策になると本気で考えているのだろうか。なにしろ…