いま役立つ名手の技
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                         島田幸作<8>トップから左肩まで真っすぐではなく丸く振るスイングは円運動である。背骨を軸にして体を回してクラブを振っているのだから、クラブヘッドは、回転軸に沿って円を描いて回る。 クラブヘッドは円軌道になるわけだが、それなのに「バックスイングを真… 
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                         島田幸作<7>インパクトは右手が左手の上を通過するイメージプロの連続写真を見ると、ダウンスイングで右ひじを体に引きつけるようにして、インパクトでは左腕とクラブ(シャフト)がほぼ真っすぐになっている。 ところが一般アマチュアはダウンスイングで右ひじが… 
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                         島田幸作<6> ダウンスイングはスイカ割りの手首の使い方と同じ「ヘッドスピードを加速させて距離を出すには、ダウンスイングでクラブヘッドのタメが欠かせない」とよくいわれる。 プロの連続写真を見ると、ダウンスイングで左腕が地面と水平になったあたりで、シャフト… 
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                         島田幸作<5> 体重移動はスタンス幅で頭が右、左へと動く「飛距離アップには体重移動が不可欠」と昔からいわれている。プロのドライバーショットを見ているとトップスイングで右足、フィニッシュで左足と体重が入れ替わっているのがよく分かる。 ところが、一般ア… 
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                         島田幸作<4>ドライバーのバックスイングは右足の内側まで頭を動かす島田幸作のドライバーのアドレスとトップスイングを比べて見ていただきたい(イラスト参照)。アドレスで頭はスタンスの中央に構えている。ところがトップスイングでは頭は右足寄りにあって、顔の向きも明らかに違… 
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                         島田幸作<3> バックスイングは頭が右足に寄っていくゴルフスイングは円運動である。止まっているボールを同じ方向に飛ばしてやるには「回転軸」が必要である。「頭を動かすな」とうるさくいわれるのは「頭=スイングの軸」と考えられているからだ。 しかし… 
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                         島田幸作<2> クラブは右肩から左肩に向かって丸く振るショットが右へ左へと大きく曲がるので、何とか真っすぐ飛ばそうとして、クラブを真っすぐ振ろうとしている人が一般アマチュアは多い。 しかし、島田幸作は「プロのショットが真っすぐ飛んでいると思うの… 
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                         島田幸作<1>グリップはスクエアもフックも両手のひらを合わせて左右対称日本オープン、日本プロなど15勝を挙げた島田幸作は、日本ゴルフツアー機構(JGTO)の初代チェアマンに就任するまで、グランデージゴルフ倶楽部(奈良県)でプロの養成を行っていた。 教え方を見て… 
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                         杉原輝雄<28>ショートパットは直線的にカップを外さず打つ「ホールアウトするパットはカップを外さないで狙ったほうがよい」と杉原輝雄はよく言った。 ホールアウトするパットとは、そのホールで最後に残った、練習のときは片手でも入るような1メートル足らずの短… 
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                         杉原輝雄<27>カップインを狙うパットはラインに集中する「このパットは狙うのか寄せるのか、それをはっきり決めてから打たないといけない」と杉原輝雄はよく言った。 「狙うパットはショートしない」と杉原。 狙うパットとは入れにいくパットのこと。狙う… 
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                         杉原輝雄<26>右手のタッチ生かすにはオーバーラッピングショットをするときは左手でクラブを持って、右手の小指を左手の人さし指に重ねるオーバーラッピンググリップが最も一般的である。こうすると左手でしっかりクラブを持つことが出来て、右手は主に指でグリップし、… 
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                         杉原輝雄<25>カップオーバーを恐れるとインパクトが緩むパットには「ネバーアップ、ネバーイン(届かなければ入らない)」という格言がある。 しかしそれでも、プロの優勝争いを見ていると、バーディーパットを打ち切れずに外すことは決して珍しくない。 … 
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                         杉原輝雄<24>曲がるラインでも打ち出しはストレート「家の中でパットの練習をしても速さが違うし、狭いところでは距離感を養うこともできない」 だからパットの練習はコースに行ったとき、実際のグリーンでやらないとうまくならないと思っている人が多いよう… 
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                         杉原輝雄<23>ヘッドを真っすぐ出すにはボール後方20センチに目印パットをするときは、ラインを読んだら「30センチぐらい先のライン上に目印(スパット)をつけておいて、そこを通して打ってやる」というプロが多い。 カップまでの距離感を素振りでつかんでアドレスし… 
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                         杉原輝雄<22>SWはフェースを返さずスタンス通り左に振り抜く「サンドウエッジ(SW)には大きなロフトがついているので、バンカーショットをするときでもフェースを開く必要はない」と言うプロもいるようだ。 SWには56度とか58度といったロフトがついているの… 
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                         杉原輝雄<21>バンカーショットはホームランを恐れず振り切る「コースがゴルファーを育てる」という言葉がある。 1923年(大正12年)設立の茨木CCは60年(昭和35年)に西コースができるまでは東コースだけであった。杉原輝雄が茨木CCでプロになったのは… 
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                         杉原輝雄<20> アプローチは転がすほうがミスが少ない①高く上げてピンの近くに落として止める「ピッチショット」。 ②ピンのだいぶ手前に乗せてから転がして寄せる「ピッチエンドラン」。 ③グリーンエッジのすぐ近くからほとんどの距離を転がして寄せる… 
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                         杉原輝雄<19> アプローチは左ひじを曲げたまま振り抜くロフトの大きいウエッジでアプローチの距離を加減しようとするとき、一般アマチュアに一番多いミスはダフリだ。 これはバックスイングを大きく上げて、インパクトを緩めるためだといわれている。大きく上… 
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                         杉原輝雄<18> アイアンは低い弾道をイメージして振り抜く「アイアンはインパクトでクラブヘッドより手が前に出ないと、ロフト通りにボールをとらえられないし、ダウンブローに打つことも出来ない」 だからアイアンはボールより手を前に構えることが大事だと、杉原… 
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                         杉原輝雄<17>アイアン練習は右端打席から左側を狙って打つ打ちっ放しの練習場で見ていると、やはり一番多いのはドライバーを打っている人だ。クラブをいろいろ替えて打っている人も多い。アイアンの練習をしている人はスイングを見てもショットを見ていても、かなり上手な… 

 
                             
                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                     
                     
                     
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
         
         
         
         
         
         
        