いま役立つ名手の技
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                         河野高明<9> 体の正面に手を構えて左わきを締める「左わきさえ締まっていれば、いくら右手で叩いても左に引っかかる心配はない」 戸田藤一郎は若いプロに教えるとき、よくこう言った。 河野高明の連続写真を見ていると、そのことをよく思い出す。… 
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                         河野高明<8> スイングはヨコ、タテの動きの組み合わせ「ゴルフスイングは、ヨコ、タテ、斜めの複合した動きによって成り立っている」 かつて、米国で「100万ドルのインストラクター」といわれたボブ・トスキが来日し、NHKのレッスン番組に出演したときの… 
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                         河野高明<7> スクエアに上げるには右手は左手の上「ミスショットのスライスは、バックスイングでフェースを開いて上げるためだ」とよくいわれる。 では、フェースを開かずバックスイングするにはどうすればいいのか? 「バックスイングで左腕が地面… 
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                         河野高明<6> アドレスで開いた左つま先はインパクトでは正面若い女子プロのアドレスを見ていると右足だけでなく左足のつま先も正面に向けて、両足を目標線にほぼ直角に構えている選手が少なくない。 体が柔らかいから左足のつま先を前に向けておいてもフォロースル… 
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                         河野高明<5>胴長短足体形は左わきを体に密着させて構える「体の大きさだけでなく、体形によってもスイングは違ってくるのだから、何でもかんでも米国の選手を真似するのはよくない」 欧米の強い選手を真似するときは、体形の違いをよく頭に入れておかないといけな… 
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                         河野高明<4>飛ばしは腰でクラブを振る河野高明が活躍したのはアーノルド・パーマー、ジャック・ニクラス、ゲーリー・プレーヤーが「ビッグスリー」といわれた時代で、当時、米国のスイングは「逆C字形」の時代だった。 足の長い欧米選手を見… 
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                         河野高明<3> バックスイングはクラブを振りやすい位置に「ゴルフスイングには2つのスイングプレーンがある」とベン・ホーガンは、著書「モダン・ゴルフ」で書いている。 スイングプレーンとはボールと両肩を結んでできる傾いた平面のことだが、ホーガンに言わせ… 
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                         河野高明<2> ストロンググリップでもスライスボールが打てる左手をかぶせて、それに合わせて右手をやや開き気味にグリップすると、親指と人さし指の付け根のV字は右肩を指す。 V字を右肩に向けるグリップはアメリカではストロンググリップ、日本ではフックグリッ… 
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                         河野高明<1>胴長短足の日本人はフックよりスライスが飛ぶAON(青木功、尾崎将司、中嶋常幸)の人気が出る前に、杉本英世、安田春雄と一緒に和製ビッグスリーといわれ、日本のゴルフを引っ張ったのが河野高明だ。 マスターズに5回出場。初出場(1969年)… 
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                         島田幸作<19>球足の長いパットはボール中央より上を打つパットはいかにして転がりのよいボールを打つかだ。「転がりのよいボール」とは真っすぐなオーバースピンをかけた回転のよいボールという意味。 ボールの中心(赤道)に赤や青の線を入れておいて、それを… 
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                         島田幸作<18>パットは息を止めて打つとヘッド軌道が安定ゴルフにプレッシャーは付き物だが、その中でも一番メンタルに左右されるのがパットだと思う。 プレッシャーがかかったときは打つ前に深呼吸をするのがよいと、よくいわれる。 このパットは絶対… 
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                         島田幸作<17> 砂を薄く削り取るには低い位置から振り抜く「バンカーショットはアウトサイドインのカット打ち」と昔はよくいわれた。 島田幸作を取材したとき、そのことを聞いてみたら、「それは大昔の話で、今はそんなことをする必要はない」という。 「こ… 
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                         島田幸作<16> バンカーショットは手を体の中央に構えるアイアンは「クラブヘッドよりグリップエンドのほうがやや先行してボールをとらえないと正確なショットはできない」といわれている。 だからアイアンショットをするときは、正しいインパクトをイメージし… 
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                         島田幸作<15> SWの極意…ソールで砂を薄めに取り振り抜くバンカーショットはボールの2、3センチ手前にヘッドを入れてやる。つまり、ボールを直接打たずに少しダフらせればよい、とレッスン本にはよく書いてある。 だから、ボールの2、3センチ手前にヘッドを… 
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                         島田幸作<14> バンカーショットは砂を打ち抜くことが大事「グリーン回りのバンカーショットはボールを直接打たずに、サンドウエッジのバウンス(ソールの出っ張り)で砂を打ち抜いてボールを飛ばしてやるのだから、大きく振り抜かなければボールは出ていかない。ヘッドを振… 
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                         島田幸作<13>バンカー越えアプローチ 体を目標に向けて低くSWを振り抜くバンカー越えのアプローチをするときは、球を上げて止めたいので、50度以上のロフトの大きいウエッジを使うことが多いと思う。昔はアプローチウエッジ(AW)とかサンドウエッジ(SW)といっていたのが、今は… 
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                         島田幸作<12> ライによってバックスイングの大きさは違うフルショットをするときはクラブ選択によって距離を打ち分ける。 だから、自分は常に同じスイングをしていればよい。しかし、グリーンに近づくとフルショットができないので、距離を打ち分けるのが難しく… 
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                         島田幸作<11> ダウンブローは打ち込みではなく“振り抜き”「アイアンはダウンブロー」というと右手で強く打ち込もうとしている人が多いと思う。 しかしアイアンでターフが取れるのは体重移動の結果であるから、打ち込もうとする必要はないと島田幸作はよく言ってい… 
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                         島田幸作<10>アイアンの狙い打ちはひじを曲げて左わきを締めるずいぶん昔のことだが、あるゴルフ雑誌で「戸田道場」という連載を担当していた。かつて鬼才とまでいわれた戸田藤一郎が若手プロのスイングを見てレッスンするという企画であり、島田幸作にも登場してもらったこと… 
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                         島田幸作<9>スクエアグリップは左脇を締めて球を捕まえる島田幸作には苦い経験がある。1972年の日本オープン(大利根CC東C)の最終日、トップに立っていた島田は最終ホールでセカンドショットをシャンクし、韓長相(韓国)に逆転されて負けているのだ。私は取材に… 

 
                             
                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                     
                     
                     
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
         
         
         
         
         
         
        