受験現場からの眼!
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妙な熱気があった80年代後半~90年代前半の予備校…今は?
大学受験予備校が学生であふれ、大変な盛況だったのは、ちょうど「団塊ジュニア」と呼ばれていた若者が200万人を超え、そのうち約半数が大学進学をめざした1986年から1992年の7年間を中心とする時代で…
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今どきの中高一貫校の源流は戦前の江田島海軍兵学校にあり
中学入試も大学「共通テスト」も、いまどきは「思考力」「判断力」「表現力」を見極めようというのがトレンドである。そして学校での授業も自立性や創造性を謳い、「自学自習」「自啓自発」が“理想の教育”として…
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中高一貫公立校の“学校経営”に私立学校から不満タラタラ
前回は公立の中高一貫校に人気があって受験倍率が高い理由を探った。独特の入試スタイルの公立学校だが、はたして何を目指すのか。 ◇ ◇ ◇ 都立一貫校の入学は適性検査と作文、それと小…
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“狭き門”都内の公立中高一貫校を受験させる親たちの心理
東京では近年、中高一貫校の人気が高い。とりわけ注目されているのは都立や区立(九段中等教育学校)など公立の中高一貫校である。 2021年に限って言えば、前年までの倍率のあまりの高さから進路変更…
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中学受験の「つるかめ算」で見える開成と麻布の教育の違い
中学受験の算数の定番といえば、つるかめ算と旅人算だった。 「つるとかめが合わせて10いて、足の合計本数が28本。つるは何羽いるのか」といった「つるかめ算」。あるいは「太郎君は午前7時に、毎分8…
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2021年の大学入試改革 背景に旧帝大出身官僚の質低下か?
少子化による大学破綻のニュースも絶えないが、受験競争は相変わらず激しく見える。その一方で、入試で問われる内容は大きく変わりつつあるという。長年受験に関わってきた予備校講師の眼からは何が見えるのか。 …