中高一貫公立校の“学校経営”に私立学校から不満タラタラ

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 前回は公立の中高一貫校に人気があって受験倍率が高い理由を探った。独特の入試スタイルの公立学校だが、はたして何を目指すのか。

 ◇  ◇  ◇

 都立一貫校の入学は適性検査と作文、それと小学校教諭の作成する「報告書」によって決まる。その割合はだいたいが小学校での特別活動や行動、出欠を記載する「報告書」2割、適性検査が8割で、そのため受験とはせず「受検」と呼ばれている。

■努力が入試に結びつかない

 ならばその「受検」にはどんな対策がなされるのか。ほとんどの子どもが塾通いをするものの、多くの塾教師は「いかに模試の成績が良く偏差値が高くても、都立の一貫校に受かるとは限らない」と口を揃える。

 ある有名進学塾講師は、「学校で習うような基礎がわかっていれば解けるというわけでもなく、かといって知識が問われているわけでもないので、努力が入試の結果に必ずしも直結しない」と話す。適性検査に似せて模試の問題を作成しても、そこで取れた点数がどれくらい合格のための評価としていいのかわからない。

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