今どきの中高一貫校の源流は戦前の江田島海軍兵学校にあり

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 中学入試も大学「共通テスト」も、いまどきは「思考力」「判断力」「表現力」を見極めようというのがトレンドである。そして学校での授業も自立性や創造性を謳い、「自学自習」「自啓自発」が“理想の教育”として大いに語られている。

 その背景を探ると、戦後日本で行われてきた「画一教育」、かたい言葉で恐縮だが「注入的知識万能主義」なんかが、生徒の成長の弊害になっているという批判が見えてくる。たしかに、暗記中心の古くさい教育をやってきたから、いまの日本は世界から取り残され、遅れた国になってしまったのだ。そんな声もよく聞く。

■永野修身元帥海軍大将の教育法とは

 しかしながら、いまどきの受験の変化や教育方針の見直しは、ここ数年のものなのかというと、じつはそうではない。「自啓自発」を標榜する教育は昔にもあり、そうした教育は戦前、海軍士官を養成する江田島の海軍兵学校(以下、海兵)でも行われていたのである。

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