参政党・神谷宗幣代表 にじむ旧統一教会への共鳴…「文化的マルクス主義」に強いこだわり

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〈共産主義及び文化的マルクス主義の浸透と国家制度への影響に関する質問主意書〉──。参政党神谷宗幣代表が今月1~5日の臨時国会に提出した質問主意書のひとつだ。質問7項目のうち6項目について、政府は「お尋ねについてお答えすることは困難」と一蹴。ぶっ飛んだ質問内容と政府答弁の“塩対応”が話題になったが、注目すべきは「文化的マルクス主義」という一般には聞きなじみの薄い言葉だ。

 神谷代表は質問の中で、共産主義の〈思想的共鳴者〉が政府中枢に入り込み、〈教育、福祉、男女共同参画、外国人政策などの分野で、保守的な国家観や公共的価値観を否定するような制度設計を進めているとの見方もある〉と持論を展開。こうした〈文化的マルクス主義〉が米国や日本でも影響を及ぼしているとして、次のように訴えた。

〈我が国においても、ジェンダー平等、ダイバーシティ推進、多文化共生、外国人参政権といった一見穏当な政策用語が用いられつつも、その裏側で、家族、国籍、国語、教育内容、歴史観といった国家の独立性や公共秩序の基盤を成してきた制度や概念が見えない形で崩されてきていると思料する〉

 文化的マルクス主義がDEI(多様性・公平性・包括性)を推進し、伝統的価値観や制度を覆そうとしている──。

 これとソックリな主張を掲げている団体がある。反共産主義の旧統一教会(世界平和統一家庭連合)だ。

 旧統一教会系の政治団体「国際勝共連合」は「伝統的な家庭を敵視し、個人だけを絶対視する思想」が共産主義から派生したと訴え、それを「文化共産主義」と呼称。ジェンダーフリーや性的少数者の権利擁護などを敵視してきた。

 ちなみに、友好団体の「世界平和連合」や「平和大使協議会」が自民党議員に選挙の見返りに求めた推薦確認書にも、「文化共産主義勢力の攻勢を阻止」との文言が盛り込まれている。神谷代表は旧統一教会との蜜月を否定しているが、よほど教団の「思想的共鳴者」に見える。

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