本屋はワンダーランドだ!
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葉々社(梅屋敷)「別のお客さんの顔を思い浮かべて2冊取り寄せたりします」
京急蒲田駅の一つ手前、梅屋敷駅から商店街をほんの少し歩いて右折。「本」と書いた若葉色の暖簾が目印だ。入って正面に、「サルトル 嘔吐(新訳)」「フェルナンド・ペソア伝」「無知の涙」「死刑と日本人」など…
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ふげん社(目黒)「選書の基準は時代が変わっても座右の書になり続ける本ですね」
アンティークな一軒家。ガラスドアを開けると、左にコーヒーカウンター、右に木製階段。温かい明かりを放つ奥の部屋に本が並んでいるのが見える。 新富町にあった頃、何度か伺ったが、ここ目黒へ2020…
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フラヌール書店(西五反田)大型書店では目に留まらない本が目白押し
「フランス語で“考えを巡らしながら散歩する人”の意味。19世紀の末、近代化が押し寄せるパリの街を歩きながらフラヌールの意味を考察した哲学者ベンヤミンを学生の頃かじって、いつかこの言葉を使ってやろうと思…
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百年の二度寝(江古田)携帯マップでも見つからない!?雑貨屋の奥に店舗 7割新刊3割古本でコーナー作り
携帯のマップが「ここ」と示すのに、見当たらない。と思いきや「百年の二度寝 オイルライフの奥にあります」との看板発見。オイルライフは、まさに楽しい品々山盛りの雑貨屋さんだ。店内を通り抜けさせてもらって…
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ゆうらん古書店(東京・経堂)色味の良い本が並びまるで現代アート
経堂駅北口近くのスーパー「オオゼキ」のちょっと向こう。「きれいだなー」と、立ち止まって眺めた。店頭のディスプレーを。グリーン(田中小実昌著「カント節」)、黄色地に太い黒文字(ライムスター宇多丸ら著「…