銀座クラブホステス 哀愁の日々
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(38)喜寿のお客さんに「熱海に行こう」と口説かれた
先日、夕暮れ時の銀座を歩きながら、あるお客さんの言葉を思い出しました。 「銀座にネオンがともる頃は仕事終わりのOLと、出勤するホステスが交差する時間帯。街を美人が行き来するのを喫茶店の窓際で見…
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(37)もしかして前橋市長?2人でほぼ裸で寝ていたのに「なにもなかった」
30年近く銀座で働き、さまざまな人と出会いました。もちろん、ほとんどの人たちは一度か二度の出会いですが、その一方でいまだに連絡を取り合う元同僚や元お客さまもいます。 先日、この連載を見て「オ…
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(36)ホステスと黒服が組んで独立したけれど…
雇われでホステスを経験した後に、独立してお店を出すホステス出身者は少なくありませんが、珍しいケースもあります。 昭和の大箱のクラブには「キャッシャー」と呼ばれる女性がいました。お店のバックヤ…
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(35)成功すればおいしい“ママ業”だけど…
銀座のクラブママの大半を占める“雇われママ”ですが、お店によって雇われ方にも違いがあります。大きなクラブでは、実質的な運営者がいてママを雇う形が一般的です。企業が野球球団を経営する際、監督を決めるの…
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(34)“オーナーママ”と“雇われママ”では大違い
「ホステスなんて長く続けるものじゃないわよ」 昔からよく言われてきた言葉です。私もこの世界に入ったときは、長く続ける気はありませんでした。それが、気が付けばすっかり“古株”になっていました(笑…
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(33)かつては自虐的な言葉を吐くゲイバーママもいた
オネエ系と呼ばれる人がタレントとして活躍している時代ですが、昭和の頃は、たとえば新宿2丁目などに行かないと、そうした人たちに遭遇することはありませんでした。時代は流れ、夜の銀座にもゲイバーができ、す…
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(32)昼間は大型トラックのドライバーだったY子、二股三股は当たり前だったN美…
カラオケクラブのママをしていた時代の話です。クラブは黒服がホステスの確保、指導をしますが、小さな店では、すべてを私ひとりがしなければなりません。苦労したのがアルバイトの女の子の確保です。クラブより値…
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(31)私が知った同僚たちの性的嗜好の多様性
いまも思い出す人がいます。その中から印象に残ったホステスの話をしましょう。私が20代後半のころ働いていたクラブで一緒だったN美。デパート勤めから転身してきた25歳の子。お人形さんみたいな可愛い顔とポ…
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(30)「黒服」は一生できる仕事じゃない 常にチャンスを利用してステップアップを狙う
「黒服」という言葉が一般的になった背景にあるのがメディアだそうです。初めて働いたクラブの部長が「男性週刊誌の“黒服日記”という連載が人気になった影響が大きかった」と、自身がネタを提供した記事のコピーを…
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(29)ときには情報戦まで⁉ ホステスの強い味方 黒服は、歌舞伎の世界の“黒子”のような存在
ワールドシリーズでMVPに輝いた山本由伸投手を支えた名トレーナーの話が話題になりましたが、どんな世界にも裏方がいるものです。 クラブの裏方といえば通称“黒服”と呼ばれる人たち。その名の通り黒…
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(28)ホステスだけでは生きていけない
二刀流は大谷翔平選手の代名詞ですが、水商売の世界にも“二刀流”がいます。正確には“もどき”かもしれませんが……。 ホステスって「時給は高くて働くのは短時間」と効率いい仕事みたいに聞こえますが…
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(27)銀座の細い路地、緊急時は絶好の立ちション場所
男性アイドルが下半身を露出して逮捕された事件があったけど、朝5時ごろの新宿2丁目と聞いて、私は懐かしさを覚えました。私が遊びに行っていたのは10年以上前だけど、2丁目界隈は朝方まで店も路上もにぎやか…
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(26)K美はお客に内緒で「お土産の握りは“ワサビ抜き”で」と…
クラブで働いていても、ほかの女の子の素性なんてほとんど知りません。特に大箱の店ではホステスの数も多く話す機会も少ない。長く在籍するうちに、ようやく話すようになりお互いの私的な一面を知るようになります…
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(25)「銀座は空気代が一番高いのよ」
クラブ時代からお世話になっているお姉さんが経営するカラオケクラブ。10年ほど前のこと、ママが乳がんになり、入退院を繰り返すうちに「あなたに任せる」と引き継ぐ形でママとして切り盛りするようになりました…
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(24)「俺のボトル」で新人ホステスを困らせるお客さん
クラブではほとんどすべてのお客さんがボトルをキープします。下戸のお客さんも連れの方やホステスに飲ませるためにボトルを入れ、本人はコーラを飲んでいます。いわく「こんな華やかで優雅な空間を“酒飲み”だけ…
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(23)「新地で気取っていたら“アホか”と相手にされない」と巨乳のチーママ
「東京は田舎者の集まり」。よくいわれることですが、銀座のクラブも地方出身者の集まりといっていいかもしれません。私がいた店では東北、北海道出の子が多かったと思います。少なかったのが関西、四国出身者です。…
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(22)靴を脱ぎソファー席に横座り!鬼怒川の芸者さんの色っぽさ
銀座のクラブは男性専用と思われがちですが、多くはありませんが、女性客も来店します。 故・野村克也さんが銀座で飲む時も沙知代夫人と一緒だった話は有名でした。私も何度か2人でクラブ街を歩いている…
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(21)自称モデル、歌手・女優の卵が多かったけど…クラブでバイトする子はさまざま
クラブにもバイトの子がいましたが、その目的はホステスの頭数を揃えることです。クラブはホステスが席につくことを前提にお客さんは遊びに来ます。つかなければ怒って帰るお客さんもいます。場合によってはお金を…
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(20)時代は経費節減! ミニクラブが人気急上昇
カラオケのあるミニクラブで働くようになったのは40歳になった頃です。一回り上のお姉さんに勤め先を相談したら、「うちの店に来てよ」と頼まれ働き始めました。ホステス、そしてママをサポートする役目です。ク…
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(19)流産で儚く消えた結婚の夢 欧州への傷心旅行の後、銀座に戻る
ホステスは毎晩、さまざまなお客と接しています。人によっては、男に不自由することはないのかもしれませんが、ほとんどのホステスにとって、そこはあくまで仕事場であって、合コンをする場ではありません。そう簡…
