著者のコラム一覧

荒川久美

埼玉県生まれ。年齢は50代前半。独身。幼い頃に両親が離婚。母と兄の3人で暮らす。高校卒業前、銀座のクラブでホステスになり、途中ブランクもあったが、延べ30年近く銀座のクラブホステスとして働く。コロナ前の5年近くは自身でカラオケスナックを経営。現在、会員制バーの立ち上げを計画中。

銀座クラブホステス哀愁の日々

（26）K美はお客に内緒で「お土産の握りは“ワサビ抜き”で」と…

公開日：2025/10/06 17:00　更新日：2025/10/06 17:00

アフターに見えた素顔

　クラブで働いていても、ほかの女の子の素性なんてほとんど知りません。特に大箱の店ではホステスの数も多く話す機会も少ない。長く在籍するうちに、ようやく話すようになりお互いの私的な一面を知るようになります。

　印象に残っているクラブ時代の女の子のエピソードを紹介しましょう。中堅…

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